Gray.140 ページ40
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「ご心配をお掛けしました。復活です」
なんて具合でAが部活に来たのはゴールデンウィーク明けだった。
ゴールデンウィーク中の出来事など無かったかのようにケロッとした表情でAは直ぐに部活モードになり説明をしながら手に持っていた大量の紙を俺たちに配り始めた。
「これ、IHの予選表です。監督に頼まれてコピーしたので各自確認しておいて下さい」
IHの予選表。
別に待っていたわけじゃないけれど
その紙を渡されると急に背筋が伸びるようなむず痒い感覚に陥る。
「同じブロックに桐皇が居る。
順調に勝ち進められればまずは桐皇に当たるだろうな」
まるで胸中でも読まれたかのように隣に立つ望月から呟かれた言葉に確かに順調に勝ち進めばまずダイキの所に当たる事を紙で確認した。
それは仕掛けられたかのような、
あの時の練習試合のリベンジでもしろって事か。
「よし、紙をガン見してても仕方ないしミーティングはこのくらいにして練習始めよう。
一秒でも長く練習時間は欲しいしね」
望月の言葉に、全員が返事をするとミーティングルーム兼部室から直ぐにぞろぞろと練習に向かった。
俺も一番後ろをついて行こうとして、まだ一人、俺の後ろに居るのに気付いた。
「…何突っ立ってんだよ」
Aに問い掛けるとまさか話しかけられると思っていなかったのか二、三回瞬きを繰り返してから返事を返してくれた。
「IHでキセキの世代と戦うのはじめてだなぁとか部活久しぶりにきたなぁとか、考え事してた」
「…くだらね」
「てか、そんな話しはいいから練習行ってきなよ。
私はスポドリとか取りに給湯室の方に行くから」
そう言って俺を通り過ぎるAはいつも通りのAのはずなのだけれど
なんだ、この謎の違和感。久々に会ったからか?
「…A」
「うん?」
そう言って給湯室の方に向かいかけてたAが振り返る。
そこで「あ」とやっと違和感の正体に気付いた。
「…猫、外したのか」
「え?…あ、うん。髪伸びたから切りに行こうと思ってて。
だからしばらくは使わないかな。」
「…は?」
「私、もう行くね。」
すぐ話を切り上げて、そそくさと早歩きで廊下を歩く。
違和感は猫の髪飾りがどうとかって話だけじゃない。
アイツ、俺を避けてやがる。
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ゴキブリと化した灰崎 - ミリイ(灰崎信者)さん» てめぇも灰崎も◯ね、カッコよくねぇわあんな奴。キセキバカにすんなよ。クソバカ (2020年4月1日 21時) (
レス) id: 5f9510aad2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴキブリと化した灰崎 - こんな奴が叩かれないのが私は本当にムカつく (2020年4月1日 21時) (レス) id: 5f9510aad2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴキブリと化した灰崎 - ミリイ(灰崎信者)さん» 何がリク主の特権だよ！！作者はテメェの道具じゃねぇんだよ！！テメェにリクする資格とかねぇわそんなに見たけりゃ自分で書けば？マリイミリイキモい◯ねウザい自分の意見を押し通すな。迷惑考えろ！二度とリクすんな！占ツクやめろ、ネットやめろ (2020年4月1日 21時) (レス) id: 5f9510aad2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴキブリと化した灰崎 - ミリイ(灰崎信者)さん» キャラに様つける奴キモいし、ウザい。氏ね (2020年4月1日 21時) (レス) id: 5f9510aad2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴキブリと化した灰崎 - ミリイ(灰崎信者)さん» 吐き気するなら見るなよwwwバカ発言多くて草 (2020年4月1日 21時) (レス) id: 5f9510aad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：由麻 | 作成日時：2018年12月26日 1時
