灰谷兄弟のお気に入りは腐ってる

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そしてやって来たのは大型のスーパー

ここのスーパー、めっちゃコスパ良いの






千「じゃあ、場地さんは俺と来てください」

圭「Aはいいのか？」


『二手に分かれたほうが早いからね』






そう言って、カゴを持ち二手に分かれた

やっぱり、大型スーパーだからめっちゃ広い


初見さんは絶対に迷子になる、コストコみたいに
私、未だに慣れてないからね？


私が任されたのは鳴らす方のクラッカーと、ケーキだ







『2人は、なんのケーキだったら喜ぶんだか……』






いや、さ？2人揃って「Aに任せる」って言われてもさぁ…

う〜ん…


シェア出来るように全員違う味にすればいっか

これなら、苦手なのあってもどれか1つはいけるっしょ






万「ケンチン、このスーパーどら焼き安いね」

堅「嗚呼、そうだな。お前どら焼きのストック無くなるの早ぇんだから、多めに買えよ」



万「わかってるってケンチ………ン？」

堅「あ？どうした、マイ………アイツって」






取り敢えず、クラッカー入れたしケーキも入れた…これで大丈夫よね


一安心してると、誰かに肩を掴まれた





万「やっぱAだ！」

堅「よお、A元気してっか？」



『マイキーとドラケンだ！』





後ろを振り向くと、マイキーとドラケンがいた

ドラケンが持ってるカゴの中には大量のどら焼きが入っていた






万「なに、Aパーティーでもすんの？」

堅「ケーキ3つってことはあの2人か」


『まあ、そんな感じ』







ーーーー



そしてやって来たのはケイの家

丁度、親も家を空けてるしタイミング的には素晴らしい



私と千冬は台所に立っている





千「まさかマイキー君も一緒とは思ってなかったんだけど」

『バッタリ会ってね、でもドラケンはタイミング良くエマちゃんに呼ばれたから別れちゃったけど』


千「ていうか……それ以前に場地さん謹慎中なんスけど」

『…………あ』






台所から2人の様子を見ると、気まずい空気が流れていた

マイキー、なんで来たんだ！！
仲直りする為なのか？喧嘩しませんように！！






『千冬、さっさと準備終わらすぞ』

千「わかってる」





そして、十分ほどで準備が終わりテーブルには

ペヤングとケーキ、ジュースなどが置かれた

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