灰谷兄弟のお気に入りは腐ってる

いざ六本木 ページ41

終わった、終わった！！！





『1日で、ラフ終わったとか……初めてなんだけど…』





あとはパソコンで色々打ち込む作業するだけ…っ！！

私は睡眠時間削って良かったと思った


退院したばっかなのに何やってんだって話よね




丁度打ち込みの作業が終わったと同時にメールが来た





［六本木へ来い］

この一文だけだった…



なんかめちゃくちゃ怒りを感じるのは私だけ！？




寝たかったけど…そんな暇ないな………


私は急いで六本木へ向かった





ーーーーーー





『またもや雰囲気のあるビルに……』






指定された階へ行ってもこの前のような事にはなってなかった





『えっと……蘭、竜胆？』


蘭「やっと来た…」

竜「久しぶり」





『2人共久しぶり………って、なんか雰囲気変わった？』



蘭「よく気付いたな…最近できた天竺っていう、チームに入ったんだ」

竜「Aは知ってるか？」




『天竺…？知らない、初めて聞いた』





すると2人は私を抱き締めた



うん、最近私、抱き締められすぎじゃない…！？





蘭「これでも心配してんだぞ……」


竜「刺されたとき、どんだけ焦ったかわかってる？」



『もう、傷口も塞がってるし！大丈夫だよ』





待ってめっちゃ眠い…


やば、瞼が………







蘭「……A寝てねぇか？」


竜「朝まで漫画描いてたんじゃね？」


蘭「Aらしいな………」


竜「せっかくだし、可愛い寝顔見てやろーぜ」


蘭「賛成♪」

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