梵天に仕えるメイドは生理中らしい。【灰谷蘭】

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お詫び
１７話で「料理が苦手」と書いてありますが
夢主ちゃんの設定と矛盾しておりました
すみませんでした。

↓本編
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ば、バカじゃないよ？多分


『なんで？？』


「知らない方が良いと思うよ？」


『？？？』


よく分かんない…。


猫が足元をうろつく。


『クロちゃんどしたの？』


「誰それ」


あ、蘭さんにはまだ言ってなかった。

猫の名前。


『この子の名前。』

クロちゃんを抱きかかえる


「へぇ…」


蘭さんはクロちゃんの鼻をつんつんする。


「にゃあっ」


クロちゃんは蘭さんの指にガブっと

噛みついた。


「痛っ」


つんつんしない方が良いらしい。


『餌あげない？』

「さんせー」


猫の餌はパッケージの中に沢山入っている。

中から出して、クロちゃんにあげる。

餌入れがないから床に置く。


クロちゃんは餌を触った私の手をくんくんする。


『違う、ここ』

餌を指指す。

クロちゃんは気付いたようで、餌を嗅ぐ。


一口だけ食べて、カリカリ噛み砕く。

そんなクロちゃんに私も蘭さんもウットリする。


「Aぐらい可愛い」

『え？！』


クロちゃんと私とは月と鼈。

クロちゃんみたいに可愛くない。


でも蘭さんは可愛いって言ってくれる。

ちょっと嬉しい…。

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