Blooming 34 ページ34
い「あ、A!昨日大丈夫だった?」
『うん、心配かけてごめんなさい』
万「ま、ヒロイン役が倒れちゃ困るから。なんかあったら言えよ?」
『うん、ありがとう。万里くん』
稽古を始める前に談話室に集められた。
…莇、顔合わせてくれない。
やっぱりまだ好きになってくれてないのかな?
天「んで?なんで集められたんだ?」
い「それがね?昨日から初日のチケット販売始めたんだけど、完売したらしいの」
九「えぇ!?たった一日で!?」
い「Aが出るって言うのが噂になっているらしくてね…一応、名前は出てないんだけど…」
『…お姉ちゃん、私の名前出してもいいよ?』
い「え、でも…」
『私、前から応援してくれた人とか今回を機に見てくれる人に見て欲しいの。』
い「…わかった。一成くんに頼んどくね。じゃあ、稽古場に行こう!」
みんなはゾロゾロと稽古場に向かっていく。
その中に1人…
『あ、莇!おはよう!』
莇「あぁ、おはよう」
…笑ってくれた。
今、隣を歩いてくれてる。
嬉しいな。
莇「今日さ…ハグ頑張る//」
『えっ…う、うん//』
莇「なんか、変なところあったら言えよ?」
『莇は完璧だから大丈夫だよ笑』
好きな人と一緒にいるのってやっぱり楽しい。
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作者名:有李 | 作成日時:2020年2月15日 20時