相方になれ ページ20
「俺の相方になってください。というか、なれ。それがAさん、あんたにとっても、生存への一番の道になる」
「でも私、指揮官？として何をすればいいのか、まだ何もわかりません。多分ショッピさんの足ばかり引っ張ります、さっきだって」
「指揮官の役目はほかの指揮官がいつでも教えてくれます。俺も出来る限りそばにいるから、何でもわからないことは俺を頼ればええ。それから、先ほどのあれは俺の気の緩みが原因です。そもそも戦闘員は持ち得た能力を駆使して自分の指揮官を守る役目がある。さっきみたいなことには絶対ならん。俺があんたのことを全力で守りますから、あんたの力を分けて欲しい」
なんか、あまりにも対等とは言えない交渉のような気がするのだが…！と思いながら、情熱的すぎるお誘いにあっけなく私は折れた。
「じ、じゃあその、一応ということで…」
「わかりました。ちゃんとした契約はまた後でしましょう」
予約は取りましたからね、とちらりと笑い、ショッピさんはまたキャンプの方を向く。それから何もなかったように歩く彼の背を見つめながら「やっぱりよくわかんないなあ」と私はそっと苦笑していた。
＊＊＊
「…なあ、大先生」
「す、すごいの見ちゃったねぇコネちゃん」
「うちのショッピくん、あれプロポーズしとったよな？」
「しとったよねぇコネちゃん」
「いや冗談抜きに、ショッピくんアイツ、いきなりあんな独占欲丸出し？え？さすがに怖いんやけど」
「何が気に入ったんかねぇ。ヒーラーなんて戦闘員のトン氏も副特性で持っとるし、癒しなんて差し迫って必要ではないやろ？飯食っとけば大体怪我も毒も治るんやから」
鬱先生はそうぼやきながら、端末を取り出してトントンからのチャットをもう一度確認する。
＜トントン＞あ、あとなんと新入りが現れたで。
＜トントン＞グル氏によればおそらく指揮官だって。名前はA。帰ってきたらまた紹介する。
「…A、ちゃんねぇ……」
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ぶり(プロフ) - すごく楽しく読ませて頂きました！更新再開楽しみに待っておりますm(*_ _)m (8月1日 6時) (
レス) @page26 id: f4bc3258e7 (このIDを非表示/違反報告)
ハイ(プロフ) - zさん» コメントありがとうございます！感想をお聞かせくださるだけて嬉しいのに好きと言って頂けて飛び上がりそうです。勝手な都合で更新停止にしてしまいましたが、引き続きゆっくりお待ち頂ければ幸いです。今後ともよろしくおねがいします。 (2019年1月6日 18時) (レス) id: 5d539585d0 (このIDを非表示/違反報告)
z(プロフ) - 今日初めて読んだのですが、とても物語が好きでコメントさせて頂きました。更新停止されるとの事でしたので、また更新される時まで小説読み返します(●´▽`●)頑張ってください！ (2019年1月6日 1時) (レス) id: 3053cd957d (このIDを非表示/違反報告)
ハイ(プロフ) - 名無し7013号さん» コメントありがとうございます！返信遅くなり申し訳ございません。設定は色々と考えながら作っていますので、注目していただけてとても嬉しいです。更新、頑張ります！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 5d539585d0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し7013号(プロフ) - 設定やストーリーが好きです！楽しく読み返しています！頑張って下さい(＊´ｖ｀) (2018年12月21日 22時) (レス) id: 69f8f026c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハイ | 作成日時：2018年11月15日 17時
