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影はまた現れる ページ23

手応えが

ない



虚「君の剣は私には届かない。何度言わせるのですか。人間の剣を持たなければ、私は斬れませんよ?」

銀時「クソが...ッッ!」

虚「皆さんもまだ弱すぎます。それでよく私に挑めたものですね...」

朧「白夜叉...ここは一度...」

銀時「いや...俺の剣は...まだ折れちゃいねェ...ッ!」

虚「...(ガシッ)」

「うう...ッ」

高杉「テメェ...そいつを、離せ...!」

虚「Aさん、あなたはどういったものが好みでしたっけ。確か...(ドスッ)」

「うあああ!!!」

銀時「やめろ、松陽!」

虚「虫けらは虫らしくそこで這いつくばっていたらどうでしょうか。」

「やめろ...やめろ...ッ!」

虚「嫌ですよ。あの時、私は貴女を殺すべきでした。しかし殺せなかった。偽りの平和を感じていた。皆様のそばにいれると感じていながらも、本当はそんなはずがなかった。そんな自分が許せないんですよッッ!」

「...ようやく、話してくれたね。虚...」

虚「...!」

銀時「バカが...あと少しで、死ぬところだったぞ...」

虚「なにを笑っているのですか、あなたたちは。まだその余裕があるのなら、ここで...」

「斬り殺してもいいよ。私はようやく、アンタの本心が聞けたんだから。」

虚「...A、さ」

「坂本!いっけェェェ!!!」



坂本「おまんら死ぬなよ!!!陸奥、砲撃開始じゃァァァ!!!」

陸奥「ああ!」



死に際でも、彼女は笑っていた。どうして微笑む。どうして微笑むことができる?...やはり、今の方々たちは変わっていますね。あなたたちを裏切った人のことをこんなにも想ってくれるだなんて。

そんな大切なものを手に入れてしまった自分が、松陽が。許せないんですよ

不死身はもう死んだも同然→←思惑



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設定タグ:銀魂 , ギャグ , シリアス   
作品ジャンル:泣ける話
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作者名:琲世 | 作成日時:2018年2月17日 16時

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