目でもほじくってよーく見とけ。これが天下一の銀魂じゃぁぁぁ！！！ 唐栗にも想いは宿る

すべてを語りし時 ページ18

｢琲世ー！どこにいるんだー！｣

高杉｢お前ら！いるなら返事しやがれ！｣

坂本｢あっ、おんしら！｣

｢坂本！｣

陸奥｢どうやら、心配はないようじゃな｣

朧｢フンッ、心配させ...て...｣

坂本｢朧...？｣

バタッ

坂本｢おい、朧！しっかりせい！｣

朧｢なんだこれは...動かない...！？｣

｢朧！一体どう...し...(バタッ)｣

高杉｢A！｣

唐栗｢ターゲットの麻痺を確認、コレヨリゴキブリヲハイジョシマス｣

高杉｢人間とゴキブリを見違えるほど暴走してンのか...こんな唐栗は御免だ｣

陸奥｢坂本、高杉。お前らにこいつらは任せる。ワシは二人の治療が済み次第、先に下に行ってるぜよ｣

坂本｢わかった。必ず地上で合流じゃ！｣



銀時｢チッ、俺の○○○をバカにしやがって。ゆっくりそこで寝てろ。すぐにまともに戻してやんよ｣



神威｢ははっ、やっぱり人間じゃないと手応えがないなあ...動きが遅すぎる｣



桂｢掃除機が爆弾を吸い込むとどうなるか、知っているか...？故障するに決まっているだろう。相手が悪かったな。｣



朧｢俺としたことが...すまないな、女｣

陸奥｢陸奥と呼べ。｣

｢ありがとう陸奥。おかげでなんとか...｣

坂本｢A、はよせい！ワシらは無敵って訳じゃないぜよ！｣

高杉｢もし無敵だったらこの国も容易く落とせただろう...なッ！｣

｢ごめん、二人とも...行ってくる！｣



琲世｢...唐栗暴走停止、これより最終変形、自爆モードに移行。自爆まで３０分...｣

銀時｢おー、見つけたぜ？唐栗さんよ｣

琲世｢なっ、あなたは...｣

神威｢偶然居合わせた僕も登場だよ♪｣

桂｢唐栗じゃなく桂だ｣

銀時｢一文字しかかすってねえよ。ヅラ｣

琲世｢...僕は皆さんとの心中を選びます。皆さんは生きると？｣

銀時｢ああそうだ。テメェみたいなやつと心中だなんて御免だ｣

桂｢どうせ心中するなら、友とがいい｣

神威｢君の自分勝手で今死ぬのはお断りだよ｣

琲世｢...自分勝手？｣



『もし自分が消えたくなったら、自分から消えていいよ。そのときは...私も一緒に消えてあげる。だって友達なんだから...』



琲世｢あいつは...俺と一緒に死んでくれるって約束したんだよ。一方的に壊されるより、俺はその方がいいんだ。あイつと...ト...｣

銀時｢チッ、正気じゃねえな｣

桂｢いくぞ銀時。あいつの思い通りにはさせぬ！｣

暴走→←都合の悪いものを人間は忘れやすい。同時に後悔する

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