検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:55,033 hit

No.50 ページ2

いつもの女子高生3人組と、コナンくん、安室さんをテーブル席に案内しておしぼりを渡した

蘭「言ってくれたらよかったじゃないですかー!」

園「そうですよー!水臭いなぁ!」

『あー…ははっ。まぁ、ポアロと違って雰囲気落ち着いているから…図書館だし。』

本当はあまり知り合いが自分の働いているお店に来るの好きではないっていう理由もあるんだけどね。

私は若干苦笑いを浮かべてそう答えると

安「僕にも教えてくれなくてコナンくんには教えていたんですよ。狡いですよね。」

安室さんは少し頬を膨らませてジト目でこちらを見ていた。

うわっ。自分がどうしたら可愛く見られるかわかってるなこれ。あざとっ。腹立つ可愛いかよ。

押しの可愛い所を見つつ内心で可愛くてガチギレした。

『コナンくんに私が働いているのバレたから教えたまでですよ。』

私はそう笑って答えるとコナンくんは気まずそうに目を逸らし、安室さんは少し何故か不服そうな顔をした

『蘭ちゃん達は初めてだから説明するね。ここはあくまで図書館カフェ。大声は禁止で。』

そう言ってメニュー表を渡した

世「どれも美味しそうだな!新作メニューはAさんが作ったんだってな!」

『うん、開発はね。朝仕込むから私は作れないけど。』

そう説明すると女子高生達はどれにするか話をし始める

『当店おすすめは珈琲。オリジナルブレンド珈琲です。スタッフ一人一人味が違うから面白いですよ。』

珈琲を推していると伝える、そして全員から注文を聞き終えて、私は厨房に入った。

連「…ねぇ。Aさん。あの人達は知り合いなのかい?」

そうコソッとカウンター席から話し掛けてくる

『そう、ポアロって喫茶店で知り合ったの。』

そう作業しながら答えた

連「へぇー…そうなんだね。あのポアロの…。」

『何、連さん行ったことあるの?』

連「あ、いや…有名でしょ。特にあの人…。」

そう言って蓮さんは目で安室さんを見る

『あぁー…まぁ、そうだね。』

私は手を動かしながら苦笑いする。

連「僕の大学の女子達も騒いでいたよ。凄いねぇー。」

そう言って蓮さんはハハッとから笑いをした。

連「…あとさ、なんか…後ろからの視線が凄い。」

『あー…いいよ。スルーで。』

珈琲を入れながら私はその視線のする方をちらっと見た。そこには、キラキラした目を向けた女子高生達と、少し機嫌の良くない安室さん、その安室さんを見て苦笑いしているコナンくんがいた。

No.51→←No.49



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (238 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
714人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シルフィ - No.54の最後の行のナイフがナイスになってます。 (2月18日 14時) (レス) @page6 id: 5010c918af (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - からかい上手〜の作品からこの物語に辿り着きました。またテイストが違う作品でワクワクしています、ありがとうございます! (2022年6月26日 11時) (レス) @page12 id: 39ab5c799a (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年4月26日 6時) (レス) @page13 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにこ(プロフ) - 続きがものすごく気になります…!更新待ってます! (2019年12月16日 22時) (レス) id: 9f72c6a150 (このIDを非表示/違反報告)
nana317(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!すごく続きが気になります!更新待ってます!! (2019年11月7日 15時) (レス) id: 07d89329e6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アレン | 作成日時:2018年5月21日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。