四話♪ 貴女SIDE ページ4
「ここです」
そう言いながら自分の部屋のドアを開けた
窓はカーテンで閉め切っており、部屋の中は真っ暗だった
唯一あるのは机の上にある、一つの電気スタンドの明かりだけです
「暗くて申し訳ありません」
骸「いえ、大丈夫ですよ、暗い方が慣れてますから、蓮歌は暗闇が好きなのですか？」
「はい、私は・・・【闇】の方が似合っているんです、私に【光】は務まらないんです」
六道様に紅茶を出しながらそういうと六道様は頭に？を浮かべた
「・・・今から十年前の私とナツ様の誕生日の日、覚えてますか？」
部屋の中にあるソファに腰を下ろすと
六道様も隣に座った
骸「えぇ、覚えてますよ」
「そうですか・・・私はその時、初めて十代目に誕生日プレゼントをもらいました」
私は少し懐かしむように言う
すると六道様がほぅっと興味を示したように言った
「私はそれが嬉しくてたまりませんでした、物心がついた時から【プレゼント】と言うものを貰った事が無かったので、それでたまらなくなってついついナツ様の前であけてしまったんです」
私がそういうとまた？を浮かべる六道様
「私が貰ったものは綺麗な水晶が埋め込まれた、綺麗なネックレスでした」
骸「！それは今、夏兎がしているネックレス・・・！？」
「はい、ナツ様は自分が貰ったのより、私の方がいいと言って、私のを奪おうとしたんです・・・必死に抵抗してもそれは無理でした、そして奪い合った弾みにナツ様が後ろに倒れてしまったんです」
私はここまで言って、言葉を切った
そしてまたスゥッと息を吸い込んだ
「ナツ様が倒れた同時に、十代目ファミリーの皆様が来たんです、私はナツ様にもらったプレゼントを奪われたことを言おうとしましたが・・・」
“レンが俺のネックレスを奪おうとしたんだ！！”
「そうナツ様が言った瞬間、十代目達の目が・・・私に向いてきたんです」
カタカタッと小さく揺れだす私の体
骸「！！！」
六道様に気づかれた
がその震えを無理やり抑え込むようにして話を続けた
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氷輝(プロフ) - ペルネコさん» ふふ、ありがとうございます！気長にお待ちください♪カタツムリ更新ですみません・・・泣 (2015年7月20日 16時) (
レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 更新！続きが気になりますね〜 (2015年7月18日 10時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - ペルネコさん» はい！ありがとうございます！いま考えているのでもう少々お待ちください！明日にかきますね！ (2015年7月17日 20時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 氷輝さん» 更新待ってます！ (2015年7月17日 18時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - limeさん» あ、凍らすはいいですね笑 ありがとうございます！ (2015年7月17日 13時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷輝 | 作成日時：2014年12月13日 21時
