二十七話♪ 貴女SIDE ページ27
「ん・・・ふぅ・・・
もうすぐ・・・ビアに会えるっ！」
夢の中でしか会えないビアに、
初めて会える。
・・・あれ？
でも、ビアって僕の中でできた人格じゃなかったっけ・・・？
ネ「フィナ！急いで出る準備をして！！」
「ま、ママ！？」
行き成り部屋を荒々しく開け、入ってきたママ。
顔は怖くて、いつものママじゃなかった。
ネ「フィナ、いい？
このかばんに必要なものだけ全部詰め込んで！
詰め終わったら、地下にある資料室にきて！！
出来るだけ急ぐのよ！？いい！？」
「う、うん！
わ、分かった！！」
いつもと何か様子が違うママ。
でも、よくよく耳を澄ましてみると、
部屋の外から聞こえる慌ただしい声。
『早くかたずけろ！！急げ！！』
『荷物をすべて資料室へ！
要らない物はそのまま捨ててろ！！』
数々と聞こえる隊員たちの声、
足音はそのまま地下室の方へと向かって行っていた。
ネ「・・・フィナ、貴方は、私の娘に成れて幸せ？」
「えっ？」
行き成りの発言に、少しびっくりしてしまった。
だって、そんなこと、分かり切ってることだもん。
「当たり前だよ、ボクはママとパパの娘に成れてよかった。
感謝もしてるよ。あんな地獄から僕を出してくれたんだから。
僕を愛してくれた、ボクに居場所をくれた、ボクに愛をくれた。
だから・・・大丈夫だよ」
ふんわり、と僕は笑って見せた。
すると、ママは微かに涙を浮かべた。
ネ「・・・ありがとう。
ほら！急いで準備して！！」
「うんっ！りょーかい！」
僕はママに言われた通り、
カバンに要るものだけを詰めて、
地下の資料室に向かった。
パパと１０代目が戦っていることを知らずに・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
朝日奈家の長女（次女）は家がつまらなくて雲雀様の家に住んでおります
【REBORN】破滅の焔を捧げましょう〈私？憤怒の暴君、ですよ〉
私はデイモンに成りました…ちょ、エレナ！？服を荒らさないでください！←<デイ...もっと見る
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷輝(プロフ) - ペルネコさん» ふふ、ありがとうございます！気長にお待ちください♪カタツムリ更新ですみません・・・泣 (2015年7月20日 16時) (
レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 更新！続きが気になりますね〜 (2015年7月18日 10時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - ペルネコさん» はい！ありがとうございます！いま考えているのでもう少々お待ちください！明日にかきますね！ (2015年7月17日 20時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 氷輝さん» 更新待ってます！ (2015年7月17日 18時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - limeさん» あ、凍らすはいいですね笑 ありがとうございます！ (2015年7月17日 13時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷輝 | 作成日時：2014年12月13日 21時
