十九話♪ 貴方SIDE ページ19
「ん・・・うっ」
此処は何処だろう・・・？
確か夢でビアと会って・・・。
ネ「フィナ！目が覚めたのね！よかったぁ」
「ママ・・・？」
ネ「そうよ！大丈夫？」
「うん・・・平気」
ずっと、傍に居てくれたのかな？
ネ「今、ザンザス達が沢田と話しているわ」
「っ！？十代目と・・・？」
ネ「えぇ、別にあなたは何も心配しなくてもいいのよ」
そういって優しい笑みを浮かべるまま。
ネ「私達はね、貴方のためなら何でもするつもりよ。
例えそれが、ボンゴレを敵にしようとも」
「それはダメ！ママたちは十年前にも一度反逆をしているんでしょう！？
もうこれ以上すれば、本当にヴァリアーがなくなっちゃうよ！」
そう、ママたちヴァリアーは、
十年前に一度、
それよりもっと前にも一度。
ボンゴレにクーデターなどを起こしている。
が、九代目がなぜが刑を軽くし、九代目直属になっただけだった。
ネ「それでもいいの。私達が一番大事なのは地位じゃない。
大切なものなの。
その大切なものが貴方なんだよ」
瞳から、何か温かいものが流れてくる
泣きたくないのに、泣いちゃダメなのに。
ネ「だからね、大丈夫よ。
貴方は心配しなくてもいいの。
貴方はその【力】の制御だけを考えなさい」
「！！知ってたの・・・？」
ネ「ふふ、だてに貴女の母親をしていないわよ」
「・・・そうだね」
力とは実験で手に入れたもの。
それはたまに暴走する、
それを制御しなければまたみんなに迷惑がかかる。
ネ「今は何も考えずに、もう一度寝なさい。そばにいるわ」
「うん・・・お休み」
頭を撫でられ、自然と瞼が落ちてゆく。
ネ「お休み・・・La nostra principessa」
薄れゆく意識の中、
唯一聞こえた言葉。
【私達のお姫様】
これはどういう意味なんだろうか。
そうして、僕の意識は闇に静まった。
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氷輝(プロフ) - ペルネコさん» ふふ、ありがとうございます！気長にお待ちください♪カタツムリ更新ですみません・・・泣 (2015年7月20日 16時) (
レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 更新！続きが気になりますね〜 (2015年7月18日 10時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - ペルネコさん» はい！ありがとうございます！いま考えているのでもう少々お待ちください！明日にかきますね！ (2015年7月17日 20時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
ペルネコ(プロフ) - 氷輝さん» 更新待ってます！ (2015年7月17日 18時) (レス) id: 3b440bd0b5 (このIDを非表示/違反報告)
氷輝(プロフ) - limeさん» あ、凍らすはいいですね笑 ありがとうございます！ (2015年7月17日 13時) (レス) id: 7cb1d6c2e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷輝 | 作成日時：2014年12月13日 21時
