面影【降谷零】 ページ20
突然であるが私、春野Aは何故か生きている。
…あれ?私、ジンに脇腹を撃たれて……?
あぁ、その後薬を飲まされたんだ。
…え、なんで体が縮んでるの。え、私生きてるの?!ん!?
どうしよう着てる服ブカブカだし血は止まってないし……。
こういう時ってどうすればいいの、誰に頼る?…降谷、…は色々だめ。
私が生きてるってバレたら狙われる。
…っ、あ、コナンくん。コナンくんなら、どうにか!!
上着のポケットに入れていたお金で近くの公衆電話からコナンくんに電話をかけた。
…生憎記憶力はいいからね、公安舐めるなよ。
『もしもし、コナンくん?春野Aだけど…○○公園まで来てくれない?いや、あの、状況説明は着いてからするから。ごめんね、お願い。』
…さて、きっとコナンくん飛ばしてくるから応急処置しとこ。
そんな風に考えていたらコナンくんが見えた。
…ん?!早くない!?
「Aさーん?どこ?!」
『コナンくん、私。私だよ、春野A。』
「…!?!?A、さん?、、え、アポトキシン4869か…?!」
『?あ、薬の名前??わかんない、多分そう。ジンに撃たれて薬飲まされて起きたらこれ。コナンくんどうしよう、あ、安室さんには言っちゃダメよ、これ。』
「待って、とりあえず応急処置急いで!!僕昴さん呼ぶから!!!」
めっちゃ的確。この子本当に子供っぽくないところあるわよね。
…あれ、なんで薬の名前知ってるの…?
まさか…。
ある仮説が私の中で出来上がった時、昴さんが到着した。
…いやだから君ら早いって、つくの。
.
___あれから3週間。私の傷は多少残ったものの完治して、これからどうするか話し合っていた。
『とりあえず安室さんに会っといた方がいいかな?』
「そうだな。どっかで会って変に怪しまれるよりはいいんじゃねぇか?」
あ、コナンくんの正体は聞きました。あの時私が考えた仮説であってた。
『名前どうしよっかな、……古谷Aにしよ。』
そう言ったらコナンくんにジト目で見られた。あれ、降谷の漢字の読み方変えて崩したってバレた??
「Aさんって安室さんのこと好きだよな、リア充め。」
『はぁ?蘭ちゃんとラブラブなくせに何言ってんの新一くん???』
お互いそんなくだらないやり取りをしながらポアロへと足を進めた。
__カラン
「いらっしゃいま…せ…春、野?」
『こんにちは!古谷Aですっ!』
__さぁ、古谷Aとしての生活スタートだ。
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暁(プロフ) - こんばんは。楽しく読ませてもらいました。地味子さんの続きが気になります。美人さんになってそれから?降谷さんとの絡みがあればなぁって思ってしまいます (2019年10月8日 19時) (レス) id: 0ef78b01fb (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます!遅くなってすみませんが直しておきました!! (2019年3月8日 7時) (レス) id: 3701a0a282 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - ナンパの最後 再開ではなく再会ですよ (2019年1月1日 14時) (レス) id: 895a4f49cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響 | 作成日時:2018年8月28日 21時