雑愛された少女は狙われています【HQ】

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「ズバリ聞くわ！音駒の好きなトコ挙げて！！！！」


『！・・・えーっと、』






黒尾さんの投げかけに対して、みんな私の答えに耳を傾けている。


・・・ふざけた質問と分かっていても、私は真面目に考えた。


 


 

 

 



 


『・・・みんなとにかく優しくて、居心地がいいところです、』


 


自分で言いながら、少し胸がきゅっと苦しくなる。



 

 


 



『・・・こんな私を、大切にしてくれるところです。』




 


せっかく盛り上がっていたのに、なんだか勝手に消沈してしまった私。


 

 
「おい、黒尾は冗談で聞いたんだからそんな無理して答えようとしなくていいんだぞ？」



夜久さんがなだめると同時に、研磨が私の肩に手を置いた。


 

 

 


 

「・・・ねえ、A。もう時間遅いし、部屋でゆっくり寝た方がいいよ。」


 


『あ・・・うん、そうだね。じゃあ、そろそろ戻ろうかな。』



 


 
研磨は私に、自分の部屋に戻れと催促した。別に私は本心で言ったつもりだったけど・・・研磨なりの優しさだったのかな。



 
 
 
 



 




 
 
「・・・・・・A、やっぱり。」


 



 
 
*.*.*.*.*.

最高順位1位、殿堂入りありがとうございます！

拙い内容ですがとても楽しく書いておりますので、読んでくださっている方に少しでもお楽しみいただけたらいいなと思っております、、！

もう少しお話が進んだら続編へつづきます！
 

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