無 惨 様 の お 気 に 入 り

36話 ページ38

あれ？ちょっと待って･･･？

帰ってくるまでって･･･

流石に危険だよね･･･

無惨様は今熱があるんだし･･･

もし、倒れたりとかしてたら･･･


『こうなったら･･･絶対に夜明けまでに見つけてみせる･･･！』









『とは言ってみたけど･･･全然見つからない･･･！！！』


普段は鳴女さんの琵琶で移動してるから･･･

全然無惨様のお部屋に行かない

だから、無惨様がどこにいるのかもわからない･･･！！

これは本当に大変なことになったな･･･

こんな時･･･鳴女さんが居てくれたら･･･


｢あれ？｣

『！？』


少し声が低いけど･･･鳴女さんだったり･･･


童磨様｢やぁ！Aちゃん！｣


するわけないですよね･･･


『童磨様か･･･』

童磨｢え？｣

『･･･先程ぶりですね･･･どうされたんですか？』

童磨｢え、え！？･･･何か様子が変だけれど･･･｣

『そんなことは無いですよ！それで、どうかしたんですか･･･？』

童磨｢いや、特に用事はないんだけど･･･Aちゃんこそ！どうしたんだい？本当のことを言ってくれ｣

『･･･童磨様･･･！･･･実は先程無惨様のお顔が火照っていたんです･･･だから熱があるのではと思いまして･･･それなのに仕事をすると言っていたのでそれは流石に、倒れたりしたら大変だと思って･･･』

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