無 惨 様 の お 気 に 入 り

34話 ページ36

『･･････』

無惨｢･･････｣


今、無惨様と二人きりです

とても嬉しいけど、なんのお話だろう？

さっき、みんなと別れてからずっとこの調子だし･･･

そんなに言いづらい事なのかな･･･？？


『･･･あの･･･』

無惨｢なんだ？｣

『先程言っていた、用事というのは･･･？？』

無惨｢･･･私が聞こうとしていたが･･･堕姫が、先にお前に聞いてしまったからな｣

『！人間として･･･暮らすことですか？』

無惨｢あぁ、どうやら堕姫も同じ考えだったらしいな｣

『･･･私は･･･無惨様とみんなと一緒に暮らしいたいです！』

無惨｢･･･｣

『･･･やっぱり、迷惑ですかね･･･？笑』

無惨｢そうではない、堕姫も言っていただろう？｣

『･･････ごめんなさい』

無惨｢･･･すまなかったな、こんな話して｣

『･･･！？』


無惨様が･･･謝った･･･


無惨｢週末、どこに行きたい？｣

『え･･･あ、えっと･･･渋谷？って所に行きたいです！それかゆー、かく･･･？って所！』

無惨｢･･･どこでそんな言葉を覚えた？｣

『･･･？渋谷ですか？童磨様が教えて･･･』

無惨｢そうではない｣

『？？』

無惨｢･･･遊郭のほうだ｣

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