無 惨 様 の お 気 に 入 り

2話 ページ3

『あのー、無惨様？』

無惨｢なんだ｣

『なぜ、私は部屋から出れないようになっているんですか！？』

無惨｢昨日言っただろう？外を出歩くな、と｣

『それとこれとは別では！？』

無惨｢お前はいつ何をするかわからないからな｣

『･･････』

無惨｢それじゃあ、私は仕事に行ってくる｣

『仕事？？』

無惨｢あぁ、人間に紛れて暮らしているからな｣

『そうなんですか！？』

無惨｢言っていなかったか？｣

『はい！！』

無惨｢私は人間に紛れて生活している。家族には仕事と言ってここに来ているがな｣

『だから、最近は昼間しかここに居ないんですか？』

無惨｢あぁ｣

『･･････そう、ですか･･･』

無惨｢･･････行ってくる｣

『･･･行ってらっしゃい･･･』




童磨｢久しぶりAちゃん！｣

『！童磨様！！』ぱぁぁぁあ

童磨｢あれれ？あの方にAちゃんが元気ないからって言われてここに来たけど･･･元気だね〜？｣

『え！？無惨様が！！？』

童磨｢うんうん、心配してたよ〜･･･って言ったら俺殺されるかも｣(笑顔)

『･･･えへへ･･････んふ、ふふ』(ほわほわ)

童磨｢･･･なんだかあの方とAちゃんはもどかしいなぁ･･･｣(笑顔)

『？？童磨様もわざわざ来て下さりありがとうございます･･･へへへ』(ほわほわ)

童磨｢いえいえ｣

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