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『うへぇ!?』

急すぎる登場にとても驚きを隠せない。

驚きすぎて変な声まででちゃったし…

てか、いつの間に来たの!?

rd「めっちゃ驚くじゃん。」

そんなの驚かない方がおかしいでしょ!

『驚くでしょ!てか、いつの間にここに来たの!?』

そう聞くと、生を実感したような顔をして、

rd「え?知りたい?」

そう聞いてきた。

そんなの、

『知りたいに決まってるじゃん!!』

でも、いいやり方じゃないのは予想ついてるよ。

rd「電気つければ大体分かるよ。」

そういわれたので、お布団から出て電気を付けに行った。

電気をつけるとあーら不思議。

さっきまで、らだくん観測地点だった場所に青色の液体が落ちているじゃないですか〜。

って、え?

『…。』

無言のままらだくんの方を見ると、笑顔で

rd「ほら、分かったでしょ?」

そういった。

よく見ると、らだくんの手首に切ったような跡がある。

やっぱり自傷行為。

いや、あの子を召喚するにあたって自傷行為を行わないといけないのは分かる。

でも、こんなことに…。

『…。』

なんか、違う気がする。

なんでこんなことで自傷行為をしたんだろう。

こんなことでそんなことすると、それに使う血液や、体力、それと理性ってもったいなくない?

それに彼だって痛覚の通る立派な人間だって言うのに。

まさか、痛みすら忘れたの?

いや、それはないはず。

多分あの呻き声は、つまりそういうことなんだろうな。

痛いけど、堪えてるんだろな。

でも、そんなことをしてまで私を脅かしに来たと考えると、私に少し身を張りすぎじゃない?

なに?私のことを守りたいの?

なんで、そんなに私のことを身を呈してまでも守りたいと思うんだろう。

rd「ねぇ、ずっと無言だけど大丈夫?」

そういわれて気づいた。

そういえばなにも発していないなと。

『ごめん。』

そう謝ると、

rd「謝るようなことじゃないよ。」

と言われた。

rd「なんか、言いたそうな顔をしてるけど何が言いたいの?」

そう聞かれた。

私から言いたいこと…

『もっと自分の身体を大事にして。』

こうやって遠回しに言うことしかできない。

だってさっきまで考えたことを全て言うと、完全に彼の行動に対して否定しているようだから。

彼にも彼なりに意思があってその行動に移ったのかも知れないのに否定されちゃ嫌でしょ。

rd「まぁ、出来るだけ。」

そう返された。

私的には、出来るだけじゃなく、完璧にしてほしいけど。

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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» え…もう…ほんとにありがとうございます…!!何回もこんな作品周回してくれるなんて…。めちゃくちゃ嬉しいです…!!作者も泣いてます…。 (7月14日 6時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - もう一回見ても泣きます…… (7月13日 23時) (レス) @page36 id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ!!ありがとうございます!!全部僕の好きな曲です!! (7月13日 0時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - 選曲上手すぎないですか??? (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
もっぴーきゃっと(プロフ) - サツキさん» え!?天才なんて勿体ないです!!全然分けます!! (2022年3月22日 1時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓生 | 作者ホームページ:もっぴーきゃっと  
作成日時:2021年11月25日 3時

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