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第13章 守るべきもの 1 ページ15

らだくんに余命宣告されて、2日がたった。

そして、たった日付は2日。

つまり…

『今日でこの世界ともおさらば…か。』

私の命日である。

意外と時が経つのは早かった。

早く準備して、みんなと待ち合わせしないと。

なぜかそんな使命感に駆られる。

なんでだろう。

もっと、もっと生きていたいのに。

しかもまだ、彼に気持ちを伝えてもないのに。

なんでそんな気持ちになるんだろう。

そう思いする歯磨き、洗顔、着替えはいつもよりとても短く感じた。

そして、朝ごはんのためにリビングにいく。

あと、今日出かけるまでの辛抱だ。

出かけるまで、隠しきればいいんだ。

隠しきったら後は死ぬだけ。

意外と簡単に物事は進むんだなあ。

『おはよー。』

そう言いリビングに入る。

sm「おはよー。」

すーちゃんはそう言って挨拶を返してくれた。

でも、彼は、らだくんは返してくれなかった。

でも、その代わりというみたいに…

rd「ねぇ、最近なんか悩んでるようだけどなんかあったの?それともなんかあるの?」

そう聞かれた。

それを見て、すーちゃんは初めて知ったのか、驚いた顔をして…

sm「え!?どうしたの!?も、もしかして、らだおに虐められた?」

そう聞いてくる。

それに、返すように、

rd「俺がAを虐めるようなやつに見えるか?」

そういうと、

sm「え、全然見えるんだけど。」

と返す、すーちゃん。

なんて返そう。

すーちゃんに便乗するか、それともなんにもないと言うか。

でも、流石に便乗はいけない気がする。

そう思い、

『いや、特にはなにもないよ。』

そう答えると、

すーちゃんは安心して、胸を撫で下ろしている。

でも、らだくんは、

rd「いや、絶対何かある。だって、ここ最近何かを気にして、元気がないって感じだもん。」

そう言った。

なに…?

そんなのただのらだくんの憶測じゃん…。

勝手に決めつけられても困るんだけど…?

そう思った私は咄嗟に…

『なに…?らだくんに何が分かるっていうの…?そんな曖昧なこと言って…。』

そんなことを言ってしまった。

こんなこと言っちゃったら…

嫌われるに決まってんじゃん。

どうしてこうにも、人生の最後の日に大事な人に嫌われて…。

何がしたかったんだ私は。

そう思ってると、座ってたらだくんが私のとこまできた。

どうせ、最後だ。

嫌われてもいいや。

そう思ってたのに、

rd「一人で抱え込むなって、な?」

そう言う、らだくんに抱き付かれた。

え?

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楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» え…もう…ほんとにありがとうございます…!!何回もこんな作品周回してくれるなんて…。めちゃくちゃ嬉しいです…!!作者も泣いてます…。 (7月14日 6時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - もう一回見ても泣きます…… (7月13日 23時) (レス) @page36 id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
楓生(プロフ) - リア充暗殺隊隊長のミドロさん» へへっ!!ありがとうございます!!全部僕の好きな曲です!! (7月13日 0時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)
リア充暗殺隊隊長のミドロ - 選曲上手すぎないですか??? (7月12日 23時) (レス) id: 76e750bc9b (このIDを非表示/違反報告)
もっぴーきゃっと(プロフ) - サツキさん» え!?天才なんて勿体ないです!!全然分けます!! (2022年3月22日 1時) (レス) id: 17fdfdd6c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:楓生 | 作者ホームページ:もっぴーきゃっと  
作成日時:2021年11月25日 3時

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