【愛されなかった】さよなら神様。【審神者】

番外編『だって子供だもん』男色注意 ページ23

雪乃様から。有難う御座いました!!

リクエスト内容 : 甘えん坊な夢主くん
※本編とは全く関係ございません※
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薬研side

最近の大将は、少し

...いや、大分甘えただ。


＊＊＊


あ「...なぁ、薬研。」

薬「どうした？大将」


部屋でゴロゴロしていると
大将が俺の元に四つん這いでやって来た。

あ「へへっ、膝枕して」

薬「っ...はぁ、いいぜ。」


大将の甘えは、俺っちにとっちゃあ
結構な毒だ。

慣れてないからか、
余計心臓にくる。

あ「ありがと」


気付けばごろんっと転がって
俺の膝に頭を乗せてくる大将

そんな姿に、俺っちは思わず笑ってしまった。


あ「んー..なに」

眠たいんだろうか。

少しぽ〜っとしている大将の頭を
数回撫でてやる。


薬「なんでもないさ。
ただ、うちの大将は
随分な甘えん坊だと思ってな」

あ「別に？薬研だからだよ」

俺の手にすりっと擦り寄る大将


...そういう所が、本当に狡いんだよなぁ


あ「薬研？おーい、薬研！」

薬「ぁ、わりぃ..大将」

あ「手が止まってる。もっと撫でて」


当たり前とでも言うかのように
堂々たるその様子は

逆にこうして一々反応してしまう
俺っちがおかしいのかと疑っちまうくらいだった。



薬「ほんと、最近変じゃねぇか？」

くすっと笑ってやると

ばっ、と起き上がった大将。


「うおっ」と声を漏らせば
大将は嬉しそうな顔をした。


あ「だーかーら！薬研だからだよ」

薬「あ、おい..大将」


俺っちよりも強い力でグイッと引かれる。

当たり前だか、反抗なんて
微塵も出来やしない。


いつの間にか、俺っちは
大将の股の間に移動していた。


あ「薬研、お前本当軽いのな。」


「ちゃんとご飯食べろよ？」と
心配そうな顔をする大将

俺っちからしたら
大将の方がもっと食うべきだと思うんだかな。


薬「じゃあ大将が作ってくれや」


大将の体に背中を預け、
体重全部をかけた。

あ「うおっ..」

びっくりしたような声が聞こえてきた後

「珍しいな」と、一言。


薬「そうか？」

あ「あぁ、そうだよ。」


『だっていつも俺ばっかだしな』

そう零した大将は
俺をぎゅっと抱きしめて

あ「薬研、これからもよろしくな」


嬉しそうに、呟いた。

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あ、れ..？甘えん坊って、こんな感じか..？
あれ？？あ...れ((

ちゃんと甘えん坊になってたら嬉しいです..

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