【愛されなかった】さよなら神様。【審神者】

番外編『縁側物語』＃１ ページ24

shirakawago様から。有難う御座いました!!

リクエスト内容 : ほのぼの日常
※本編とは全く関係ございません※
※和解済み※
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ＮＯside


縁側物語。




縁側でゴロゴロしている彼に

今日はどんな出会いがあるのでしょう。


では、見てみるとしますか。


＊＊＊


あ「ふぁ〜..」

ぽかぽかとした陽の光に

彼の眠気は増していくばかり。


あ「やっぱこういう日があってもいいよな。」

心のそこから嬉しそうに微笑んだA


そんな彼の元に、今日一振り目の来訪者が。



？「おぉ、主か。
気持ちそさそうだな。一緒に茶でも飲むか？」

あ「お〜..鶯！」

彼は鶯丸。
どうやら縁側で茶を飲む算段だったらしい。

あ「一緒に飲んでいいのか？」

鶯「あぁ。一人で飲むより美味しいだろう。」

どうやら、彼も
Aと飲みたいようで。


.



あ「...っはぁ。やっぱ鶯のいれるお茶は
美味しいなぁ」

鶯「そうか、ならいい」


Aの緩んだ顔を見て、
鶯丸の顔も綻ぶ。

暖かな陽が、２人を包み込むかのように
照っていた。




おや？二振り目の来訪者のようだ。




？「主...柿、食べよう」

あ「おっ、お小夜！」

彼は小夜左文字。
主の為に柿を持ってきてくれたようだ。

あ「美味そう....ありがとな！」

Aが彼の頭をぽすっと撫でる。

その感覚が気持ちいのか

小夜左文字はうっすら目を細めた。


あ「そうだ、一緒に食べるか？」

小「うん...！」

『鶯も、一緒に食べよう』とAが
鶯丸に声をかける。

鶯「いいのか？
では、頂こう。」


そうして、3人で仲良く柿を食べ始めた。


あ「はぁ〜...やっぱ柿っていいな」

小「うん、美味しかった」


Aがにかっと笑いながら
小夜左文字に「ありがとな」と言った。


鶯「茶の後に、いいかもしれないな」

まんざらでもない様子の鶯丸が
そう微笑んだ。

小夜左文字の柿は、人気らしい。




おっと、またか。
さぁさぁ三振り目の来訪者だ。




？「主様主様！この毛並み、梳いて下され！」

今度はもふりとした刀剣男士。

あ「うおっ、小狐か..びっくりした」

彼の名は小狐丸。
どうやら主に髪を梳いて欲しいようだ。

あ「梳かなくても、十分綺麗だぞ」

小「主様〜!!」


大の男が、子供のように
Aの背中にもたれ掛かる。

隣で、小夜左文字が目を見開いていた。

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