三日月登場！ ページ8
あなたside
痛い痛い。
斬られた所からは、とめどなく血が出て来ている。
視界が朦朧とする、目の前には私を斬る一期と鯰尾。それに私を睨む弟達と驚いた様子の主と唖然とする他の刀剣達。
そして黒いモヤモヤが私の視界いっぱいに映る。
ここで死んじゃう系ですか？
つまんなかった、まぁでも最後に弟達の顔が見れたからいっか！
主と、約束したんだけど、ね。
無理かー、
でも最後に弟達に謝りたいな。
あ「裏切って.......ごめ....んね。」
一「〜っ！！」
鯰「っ！？」
おっと、皆凄い驚いてる。
弟達は泣きそうな顔して.......。
一「またそんな事言って！どうせ後で裏切るんでしょう！？」
違うよ、一期。
そうじゃないんだよ。
ただ私はお前らを裏切った事を謝りたかっただけ。
一「さようなら、2度と私達の前に現れないで下さい。」
あぁ、私はこの子達の前に現れることすら許されないんだね。
一期が私めがけて刀を振り下ろす。
そう、これが最期。
ｶﾞｷﾝｯ
あ「.......？」
痛くない？
それに刀がぶつかる音がする。
一「何故止めるのですか！............三日月殿！！！」
三「やめろ、一期。理由はどうであれ短剣達が泣いておる。それにお前の姉もあんなに傷つだらけなんだ、やめてやれ。」
三日月......という人が助けてくれた？
まぁ、人じゃなくて刀だけどね。
一「っ！！」
三「早く刀をしまえ。」
笑っているがオーラが「やめろ」と言っているようだった。殺気を帯びてる声が私を震わせる。
一「分かりました。鯰尾、お前も刀をしまいなさい。」
鯰「分かった。」
ｶﾁｬｯ
三「よきかなよきかな^^*」←
さっきの雰囲気と違いホワホワした雰囲気に変わっていて声も少し高くなった、凄いな！←
お陰でなんかあの黒いモヤモヤがどっかいったよ。
お礼.....言わなくちゃ。
あ「.......ぁ....り.......が.....とぉ。」
声が出ない。
三「気にするな^^*
して、お主大丈夫か？」
これが大丈夫に見えるかぁぁぁ！！と言いたい所だか、声が出ないんだから仕方ない。
ﾋｮｲｯ
えっ？
今、三日月さんにお姫様抱っこされてるんですけどー。
三「主よ、手入れしてやってくれ。」
鈴「うっうん！！！長谷部ぇぇぇぇぇ！！！この子を手入れ部屋へ！」
長「主命とあらばっ！」
鈴「慎重にね！壊れちゃうから！！！」
次は長谷部とやらにお姫様抱っこかいな。
今度の主は、優しい人だな。
私は、長谷部に慎重に運ばれながら意識を手放した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 415人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
伊達 光秀 - 夢主ちゃん、めっちゃ良い子だなぁ!!(泣)兄弟とまた仲良くなれたらいいね!! (2018年9月3日 23時) (
レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
細かいマン - まぁ、自分から この節は といってもわからないので 先日はありがとう〜〜〜で良いと思うのですけどね、 (2017年10月31日 0時) (レス) id: c321bfca43 (このIDを非表示/違反報告)
細かいマン - 連れていかれたのは、で この間のせつは とありますが、使うのならば この節は、または この折は、だと思うのですが、 (2017年10月31日 0時) (レス) id: c321bfca43 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - 千尋さん» 長文失礼致しました。ご意見ありがとうございます (2017年7月24日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - 千尋さん» ただひとつ言いたいことは、今ではそのように分かりにくい様な書き方はしない様に心がけているので最新章ではこんな書き方はしていません。今では大分マシな書き方が出来るようになったのでこの作品は今の私の書き方とは違うことをご理解して下さると嬉しいです。 (2017年7月24日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりん←
| 作成日時：2015年8月31日 19時
