後悔した１４ ページ15
＿＿＿＿それはずっと前のお話＿＿＿＿
「母さんが、俺を置いていった日」
＊＊＊
あなたside
俺の生活は至って普通だった。
朝起きたら飯食って
それで学校行って勉強して
帰ってきたら
風呂いったり晩飯くったり...
父さんは離婚して居なくなっちゃったけど
俺はそれでも母さんと2人で暮らす毎日に
なんの不満も抱いてなかったし
変わってほしいなんて思ってなかった。
でも、それがこの日から変わってしまった。
あ「母さん？」
学校から家に帰ってくると
家の目の前に豪華な車が止まっているのが見えた。
あ「...なんだこの車！高そう..」
その車を何秒か凝視してみた。
あ「あ、そうだ...母さん」
でも、すぐに母さんの顔が浮かんできて
なにかあったんだろうかと不安なった俺は
すぐに家に入った。
あ「ただいま！！」
ただいま！と大きな声で言うと
リビングの方から
母さんの声が返ってきた。
母「あら、A。お帰りなさい」
リビングからわざわざ出てきた母さんは
何故か嬉しそうだった。
あ「母さん...なんだ、なにも無かったのか」
ふぅっと、一息ついて安堵すると
母さんが俺を見てこういった。
母「私、審神者になるわ」
あ「は？...え、審神者って、あの？」
冷や汗がたらりと落ちてきた。
審神者は新しく出来た職らしいけど
その任務は極秘事項で
ただ聞かされているのは
敵を倒すということだけ。
だから、世間では
『審神者になったら二度とこちらには
帰ってこれない』
なんて噂が流れてるほどだった。
あ「さ、審神者！？母さん、本気かよ！」
止めたい
止めなきゃ
そう思って俺は母さんを納得しようとした。
母「えぇ、本気よ」
それでも母さんは
意思を変えようとせず
にっこり笑ってなにも言わなかった。
あ「嘘だろ、母さん。
嘘だって言ってよ...」
なにも言えなくなって
ただ、涙だけが零れ落ちた。
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みりん←(プロフ) - ひまわりさん» そんなっ、そんなことないですッ!!文才は自他ともに認めるミジンコレベルなんで！！！そんなに褒めていただけるなんて...嬉しすぎます(泣)本当にありがとうございます！もう滅茶苦茶頑張ります!!!! (2019年7月26日 10時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 文才の塊ですか!？一つ一つの情景がその都度頭に浮かんできて本当にすごいです！！素晴らしすぎてスクロールするたびにぞくぞくするくらいほんと好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年7月26日 2時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！夢主くんが幸せになれるように頑張りますねっ！！ (2018年2月6日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ泣きました！夢主君も幸せになって欲しいです… (2018年2月5日 21時) (レス) id: 426404e208 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - love龍さん» ありがとうございます、そう言っていただけてとても嬉しいです！ティッシュ１０箱献上致しますね...((はい！後編でも頑張ります！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年7月21日 20時
