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入学式 ページ6

千与side











今日は入学式と、2.3年生の始業式。


私と時雨は新しく来た教師として紹介された。


というか、何故…1年A組はいないのだろうか……?A組の担任は確か、あの人……


同じ1学年を持つのだから、顔を合わせないということは無理に等しい…


出来れば、あまり関わりたくはない。




「先生って彼氏とかいないの?」




流石高校生…
恋バナが好きだなぁ……


そんな生徒達は微笑ましい。




時雨「千与。会議入ってるんだから行くよ。」


『あ、うん。』


「時雨先生って本当にカッコイイのよね…」


「ねー」




生徒にモテている……。まあ、私でもたまに時雨が輝いているように見えるからね…




『時雨は人気者になりそうだね。』


時雨「ははっ。僕は千与一筋だよ。」


『え?!』


時雨「嘘だよ嘘。流石に僕の恋愛対象は男だよ。」




うわびっくりした…


最近の世の中は多様性だから、そういうのはあってもいいだろうけど。流石に時雨からそう言われたら驚く。


それでも時雨がカッコいいのは事実である。ピシッとしたスーツ姿が似合っている。




時雨「お堅い会議の時間だよ〜。」




半分嫌そうな顔をして、会議室の扉を開く。


部屋には、既に先生達がチラホラ…




時雨「A組マジで何やってるんだ。」




こそっと、時雨が私に言ってきた。おそらく、1年A組のこと。


担任であるイレイザーヘッドが来ていない。




相澤「遅れました。」




彼が来たことによって、始まった会議。これからの予定の確認だ。


いくつか都合により、変更点があったり。


やっぱり大変なんだな、雄英高校は。


こんな学校で私はやっていけるのか?


いやいや、ここを乗り越えて…私はプロヒーローになるんだから。



ほどなくして、会議は終了した。

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作者名:マリア | 作成日時:2022年11月15日 18時

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