出会ってはいけない ページ3
玉藻前に修行を付けてもらって3日。
餓者髑髏の機嫌が悪くなった。というより餓者髑髏がお腹を空かせたと言った方が正しいな。
だからこうして俺は……。
「ほっ、よっ!」
人目につかない病院跡地で半殺しにした多数の呪いを後ろからついてくる餓者髑髏の口に投げ入れる
「それ美味しいのか?」
餓者髑髏はガシャガシャとしか音をださない。
んー。やっぱりこいつの言ってることわかんねぇ。そもそも喋れるのかわかんねぇし。
でも雰囲気でわかる時がある。それは空腹か否か。空腹だと俺に攻撃的な妖気をだし、満足すれば穏やかな妖気になる。
「まだお腹空いてるのか。少し探すか。」
ハウスと言えば餓者髑髏は姿を消す。消すというより俺の中に戻ったと言う方が正しいか。
んー。お。いい感じの廃墟はっけーん!
したのはいいが、そこには呪術師が2人座っていた。
ので俺は自然を装ってポケットからスマホを取り出し、耳にあてる。
「なー。今どこー?俺迷ったんだけど。はぁ?ネタにするとか明日会ったらぶっ殺す!」
1人演技をしながら呪術師たちの前を通り過ぎる
大丈夫。大丈夫だ俺!俺ならやれる!!
黒髪の青年が俺をチラ見してくるが無視をして1人演技を続ける。
「それで。今へんな廃墟通り過ぎたところ。そうそうそんな感じのところ!」
しばらく1人演技を続けて歩くこと5分。曲がり角があったため適当に曲がってから演技を辞める。もうこれ黒歴史だよ!誰にも知られたくない黒歴史だ!!
ふぅと息をつき、気お取り直して呪いがいそうな場所を探し始める。
特に声をかけられなかったし大丈夫だよな?それに餓者髑髏も我慢の限界だろうし。
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紫陽花(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます!読みにくかったり文章に変な点があればご指摘してください!応援のコメントとても心が温まりました。 (2020年12月20日 15時) (レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続き楽しみにしてます。(*^w^*) (2020年12月20日 11時) (レス) id: 736aad74b7 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ぽんさん» ご指摘ありがとうございます。対応させていただきます。 (2020年12月19日 0時) (レス) id: 3b41d3a8b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年12月18日 22時