貴方の嘘私の本音【文豪ストレイドッグス】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,417 hit

嘘ページ5

紅葉side

Aと久しぶりに会った…久しぶりに会ったAは何処か元気がなく疲れているように見えた…何かあったのだろうか…

紅葉「大丈夫だろうか…あの子は本当に……」

中也の元へと向かう相手の後ろ姿を見つめながら呟いた。

それにあの泣いた後の目は映画で感動しただけではならないだろう……何かあったはずだ。

それに中也の元へと届けて欲しいと言った時に一瞬表情が変わった…中也と何かあったのだろうか…。

結婚して2年経つAと中也2人は他から見れば仲睦まじい夫婦だがどうも最近は様子が可笑しいと噂されている……

きっと昨晩なにか合ったに違いない。

紅葉「いくら中也とてAを泣かす者は許せんのぅ……」

そんな事を呟いていると部下がやってきた…さて、そろそろ仕事に戻らねば…考えるのをやめて仕事に戻ることにした。

貴方side

「はぁ…会いたくなかったんだけどなぁ…」

そんな事を呟きながら私は彼の人の執務室へと、重い足取りで向かう…。

まさか、頼まれた相手が紅葉で、届け先が中也だったとは…。

神様はつくづく私に嫌がらせをしたいのだろうか？…そんな事をふと、考えてしまうほどタイミングが悪いのだ。

紅葉にも泣いた目がバレたのだ…観察眼に優れていてなんでも見通せるような彼の人には気付かれないだろうか…それがかなり心配だ。

そんな事を考えるといつの間にか彼の人の執務室へ着いてしまう。

…………………………………………
場面の都合上次に行きます。