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『 行ってきまーす。 』
大きな声で挨拶をして家を出る。
高1といえば、
いじめられ始めた頃。
外見、そして時間は高1だけど、
心は卒業を備えた高3。
今の私なら、なんだってできる。
どこからわいたのかわからない自信に、
私は満ちていた。
「 よぉ、小柳!元気かっ??笑 」
でた、いじめっ子。
でも、今の私なら大丈夫。
『 もう、いじめないでください。私をからかっているだけなら、暇潰しなだけなら。私と関わらないでください。 』
後ろから、叫び声が聞こえるけれど、気にしない。
私は、私の道を進むんだ。
.
.
『 おはよー。 』
教室に入ると、案の定誰も振り向かない。
でも、ひとりだけ。
「 おはよう、A。 」
涼介くんだ。
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RIO(プロフ) - ありがとう(*´∇`) (2016年11月7日 21時) (レス) id: 36fb1ce31c (このIDを非表示/違反報告)
あすか - まい、完結おめでと〜!これからも頑張れよ! (2016年11月7日 19時) (レス) id: 100fe1e1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:速水よる。 | 作成日時:2016年10月16日 14時