検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:46,126 hit

ページ16

部活をしている最中に桜乃ちゃんを探すがいない。そして、今は練習中なため、探しに抜けることが出来なかった。
もしかして、お休みかな。

「ね、桜乃ちゃんって今日お休みなの?」

そう聞いてもみんなは冷たく知らないと言うばかりだった。
モヤモヤした気持ちのまま朝練が終わり教室に戻る。するとそこには俯いた桜乃ちゃんが机にいた。

「おはよう!桜乃ちゃん」

肩に手をのせるとびっくりした表情でこちらを向く。「驚かせないでよ」そう言うとヘラりと笑った。
その笑顔に違和感があった。
彼女はこんな顔をしていたっけ…。

「具合悪いの?」

そう聞くと彼女は苦しそうな顔をしたあと「保健室いってくるね」と走っていってしまった。

追いかけようと教室からでる。
その瞬間、腕を引き戻された。

「俺がいく。」

そう言うと彼は彼女の後ろを追いかけて行った。

私もそのあとを行こうとしたがやめておいた。今だけは2人を邪魔するわけにはいかないから。

「桜乃ちゃんをお願いね」


精一杯笑うことしかできなかった。

〇→←〇



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
設定タグ:テニスの王子様 , 竜崎桜乃 , 越前リョーマ   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みみみみみ | 作成日時:2019年4月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。