孤独。【チェンソーマン】

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アキの家に住んでから数日が経った

アキは、悪魔が嫌いと言っていたけど私には優しくしてくれる
それがとても嬉しくて、毎日アキにひっついて行動している

昨日、太陽に当たっても大丈夫なようにサングラスを買ってもらった
お陰で光に当たっても頭が痛くない

そして今いるのはあの恐ろしい女――マキマがいる部屋


マ「仲良くできてる？」

早「それなりには」

マ「そう、良かった。Aちゃんは？どうかな？」

『…………うん』


アキの後ろに引っ付いて声だけだす


マ「それは良かった。今日の午後、早川くんとAちゃんは一緒に任務に行ってもらいます

　 駆除対象は虫の悪魔。今回の任務ではAちゃんがどれだけ動けるかを早川くんに見てもらいます」

早「分かりました」



―――
――


『気持ち悪い…』


今、目の前にいるのは虫の悪魔


早「好きにしていいぞ」

『分かった』


手袋を外し、地面に潜る


『ばぁ』


虫の悪魔の後ろに出て、両手で触れる
そしてすぐに地面に戻ってアキのところに戻る


早「終わりか」

『うん。多分もうすぐ死ぬよ』


一分も経たない内に、自分で自分を殺してしまった


『終わった』

早「よくやった。マキマさんに報告しに行こう」

『…あの女、恐ろしいから嫌だ』

早「マキマさんが恐ろしい訳ないだろ」

『恐ろしい恐ろしい』


なぜかは分からない
けど、本能が恐ろしいと言っている


『嫌だー！離せー！』


抵抗するも虚しいことにマキマのいる部屋に連れて行かれた


マ「Aちゃん、初めてのお仕事どうだったかな？」

『………悪魔を殺すのは慣れてる』

マ「それは良かった。いい戦力になりそうだね

　 早川くんからみて彼女、どうだったかな」

早「今の状態であれなら、鍛えれば相当な戦力になるかと」

マ「そっか。じゃあ、あの人に鍛えてもらおうか」

早「岸辺さんですか」

『………キシベさん？』

マ「公安退魔特異４課の隊長だよ。とっても強いんだ」


隊長だから、めちゃくちゃ強いのかな

それからすぐ家に帰り、ご飯の準備を手伝う


『アキー。今日の夜ご飯何ー？』

早「肉じゃがだ」

『ニクジャガ？』

早「まぁ、食ったら分かる」


食べたらとても美味しかったよ

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