孤独。【チェンソーマン】 (ページ22)

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21(ちょい過去）ページ22

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”Aちゃん、死んだアカンで”

昔、私にそう言ってきた人が居た

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マ「これからAちゃんのバディになる小梅ちゃん。彼女は人懐っこいから仲良くやれると思うよ」

小「初めまして！小梅玲香です！！Aちゃんは魔人なんやろ！？凄いな！！」

第一印象は、うるさい人だった

私とはあんまり反りが合わないだろうな、そう思っていた

小「見てみてAちゃん！これウチの猫！かわえ〜やろ！」

小「見てみてAちゃん！この前の休みに彼氏とデズニーワールド行ってきてん！これそんときのお土産！チョップでディール！」

小「AちゃんAちゃん！！ご飯食べに行こ！！」

何かとあれば私に引っ付いてデズニーの縫いぐるみ押し付けてきたり、八ツ橋を口の中に突っ込んできたり、突進してきたり

『ねぇ、私のこと、怖くないの？悪魔だよ。殺されるかもしれないんだよ』

小「何で？」

『何でって…だって私は…！』

小「じゃあさ、今、ウチが生きてるのはなんで？今までウチを殺そうと思えば、殺せてやんな
　
　私は悪魔だとかそういうの気にしない主義！バディ以前にウチはAちゃんと友達になりたい！」

あまりにも眩しい笑顔でそう言ってくるものだから、首をふることは到底出来なかった

それに、どこか心地良く感じる私がいた

『…じゃあ、友達』

小「やったぁ！！んじゃご飯食べに行こー！！」

私に優しくしてくれる少ない人の中の一人

一緒にご飯食べに行って、時にはおしゃれをしてお出かけにも行った

私はずっと、玲香と一緒に悪魔を倒していって、ご飯を食べて、おしゃれして、お出かけをする

そう思っていた

けど現実は残酷で、一ヶ月もしない内に死んでしまった

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小梅玲香

２０歳
与奪の悪魔と契約

相手の何でも奪えるが、奪うものと比例して代償も大きくなる
また、与えるときも同様

Aの事を妹のように思ってる

かわいい。明るい。彼氏持ち。こちらもイケメン

イメが
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