母の遺書を元に�� ページ8
私は待ち合わせの公園の噴水のベンチに座った。
持ってきた冷たいお茶を飲む。
黒い服を着ているためか。
やけに光が集まってとても暑い。
こんな日に黒い服なんて着てくるんじゃあなかった。
心の中で私は愚痴った。
すると隣に誰かが座った。
『！』
それはスーパーで挽肉を取ってくれたあの男性だった。
…………
「おい」
『はい？』
「アンタも誰かを待っているのか？」
『はい。母の命令で………………』
そう言うと男の人は顔をしかめた。
そして鞄から写真らしき物を取り出して何かを確認した。
……………………？？
「少し聞きたいコトがあるんだがいいか？」
『はい……』
少し疑問に思ったが待ち人が来ないから仕方ない。
男の人の質問に聞く。
「A・アシュホード、か？」
『えっ、な、なんで知って……』
ストーカー？
そう思ったが私の勘違いらしい。
「アンタか。ジルから聞いている」
『はい。母から頼まれました』
ベンチから立ち上がり私は男の人の後につく。
ここからアジトまで歩くらしい。
「詳しい話はアジトでするよ。外は暑いしきっと長くなるだろうしな………」
『わかったわ』
暑い空の下、私は街を歩いて行った。
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さくらんぼ - 更新してください。すっごく面白かったので。 (2019年7月5日 18時) (
レス) id: 95eea66433 (このIDを非表示/違反報告)
フラジール - 少し暗めのお話ですね。これからの展開楽しみです!頑張ってください! (2019年6月8日 13時) (レス) id: dca7bd7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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