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夜、




家族には寝るとか言ったけど








結局は眠れない私は、





ベットに座って







何もしないで








電気もつけずに






ただただ、ぼーっとしてた。











そしたら、急に部屋の窓が開いて

































「また、鍵開いてる…ったく危ないな。」






『勝利。』



そこには幼馴染みの勝利がいた。


















勝利とは17年の付き合いで



生まれてからずっと一緒。








あんなにちっちゃくて、女の子みたいだった



勝利が






今じゃ、 陸上部期待のエースなんて



私でも想像できなかったよ。












「どうした?電気もつけずに」




勝利が私の隣に座った








『今日、初めて愛子さんの手料理食べてさ』



「うん、」





『ハンバーグだったの。お父さんの大好物、風磨さんも大好物なんだって。』









「で、何が言いたいわけ?」





私は自分の膝を抱えて座った





















『すごく、美味しかった、けど








なんだか、悲しかった。


















愛子さんが、お母さんをやろうとすればするほど























私は本当のお母さんを思い出しちゃうんだ。』











それで、愛子さんとお母さんを比べて




愛子さんは頑張ってくれているのに












ホント








こんな自分、大嫌い。

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作者名:love | 作成日時:2015年11月22日 1時

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