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2.無自覚【国木田独歩】 ページ7

敦くんが報告書作成を終えると国木田さんに最終チェックをしてもらいに行った。







鏡花ちゃんは1人でもうこなせるみたいだ、飲み込み早いなでももっと頼ってくれてもいいんだけどなと少し心の中で寂しさを覚えつつも今度は太宰さんに報告書を急かしに行く。








太宰さんはソファでいつもの本を寝そべって読みのんびりしていた。








「おや。Aちゃん。」


『おや、じゃないでしょう。私が来たから何が言いたいか分かりますよね?』






すると太宰さんはハッとして照れつつ








「添い寝…!?」


『違いますよね。はいはい、早く起きあがってください、報告書仕上げますよ。』







太宰さんが起き上がろうとしないので手首を掴み起こさせてそのまま引っ張り席につかせてはそばに座って軽く手伝いつつも見張る。









「あー!終わった!!!」



『お疲れ様です。私が提出しとくのでお昼ご飯でも食べてきてください。』







太宰さんはありがとうというと私の頭を2回軽く撫でれば何故か国木田さんの方を見てニヤリと笑っていた。








『国木田さん、太宰さんに報告書書かせましたよ。』




「よくやった。ありがとう。ちょっといいか。」







今はお昼時で探偵社には今誰もいない状態。国木田さんは私を抱き寄せて頭を撫でた。








『どうしたんですか。』



「少しな。」








いつもならこんなこと人前ではしないのに、私は少し心配になりつつも抱き締め返した。








「す、すまん。」








国木田さんは顔を赤くさせてメガネをかけなおしては私を開放した。









「どうしたんだ、俺は。______」









______

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青海凪 ルナ(プロフ) - キャラのイメージには合わせたつもりですが…。 (2018年12月8日 1時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
青海凪 ルナ(プロフ) - すみません。、の多用をしてしまいましたが、意味は通じていますでしょうか?そして、書けそうですか? (2018年12月8日 1時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
青海凪 ルナ(プロフ) - リクエストをさせていただきたいのですがよろしいでしょうか?ドストエフスキーさんと夢主ちゃんで敵組織相手に戦闘時の作戦を考える話が読みたいです。夢主ちゃんも頭の回転が早く、ドストエフスキーさんが立案する感じではなく、一緒に立案する方でお願いしたいです。 (2018年12月8日 1時) (レス) id: cb32393a88 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 凜恵さん» 有難う御座いました。リクエスについて了解致しました。またリクエストが思い浮かびましたらリクエストさせていただきます。 (2018年10月21日 19時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)
凜恵(プロフ) - 黒バイさん» いえいえ、構いませんよ!今度は少し詳しめでお願いします、リクエスト消化順々にやっていくのでよろしければどうぞ(^^) (2018年10月21日 18時) (レス) id: 0f32b4306e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜恵 | 作成日時:2018年10月17日 22時

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