第48幕 ページ49
ゾムside
もうすぐかぁ…。
もうすぐAに会えるんやなぁ。
???「ゾム。あまりうかうかするな。」
後ろを振り向けば、
ゾム「グルちゃんか。」
グル「水をさすようで悪いが、そんな浮かれているばっかりだと足元をすくわれるぞ。」
ゾム「恐ろしいこと言うなぁ。」
俺は、にやけていた顔をもどしグルさんに問う。
ゾム「っで、そんなこと言うってことは何か俺に頼み事でもあるんやないの？」
そう俺が言えば、グルさんは不敵な笑みを浮かべる。
グル「頼めるか？」
ゾム「しゃーないなぁ。」
ほんま、人使い荒いわ。
俺を化け物か、なんかと思っとんのか？
サンディン国から、博士を連れて帰れ何てなぁ…。
無事にサンディン国の城まで入り込めた俺を褒めて欲しいわ。
全くこんな仕事は、ロボロにやらせろや。
あいつ小さいんやし見つからへんやろ。
ゾム「…はぁ。」
???「やぁやぁ、お兄さん。ちょいとここから助けて欲しいかな？」
ゾム「無理や無理。俺はもう先約がおんねんな。」
ん？ちょっとまて。
この声どっかで。
ゾム「…お前、博士か？」
博士「ピンポン。ピンポ〜ン！」
何か腹立つし、キャラが違わへんか？
博士「あと、もう一つ頼んでええ？」
ゾム「なんやねん。」
博士「…僕の、僕になりすましている人間を壊してほしい。」
ゾム「はぁ？」
ー・ー
茶那side
嘘…。
せっかくここまで来たのに。
ロボ「……ん。了解や。茶那、グルさんからや。」
無線機を受けとる。
グル[…茶那]
茶那「ごめんなさい。ごめんなさい。Aちゃんと心の繋げ方が…」
グル[話を聞け！]
トン[グルさんうるさいんやけど！]
耳元で叫ばれて、肩がびっくりする。
グル[…んん！悪いな。とにかくそれは安心しろ。ゾムに博士を生きたまま連れて来るように言っておいた。]
博士を？
茶那「……はい。」
それまで、私は…何も出来ない役立たずなんだ。
グル[自分を責めるな…仲間を信じろ]
それで、声が途切れた。
茶那「…はい。」
ーー
お気に入りありがとうございます。
次回から続編に入ります。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
若草 翠 - コメント欄が混沌と化している､､､､。 (2022年4月10日 9時) (
レス) @page50 id: 3991d49295 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - ロアさん» 本編に比べると大分マシですね。(´`* (2018年10月22日 18時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
ロア - コメント欄平和だなぁ……(о´∀`о) (2018年10月22日 8時) (レス) id: 1b3cb3793c (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - やみねこさん» ごめんなさい…コメントで暴れてるのはあまり気にしないでくださいね！ (2018年10月21日 11時) (レス) id: ab4dd4135f (このIDを非表示/違反報告)
やみねこ - ....？ (2018年10月21日 10時) (レス) id: f1268f3cdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：狐雪 | 作成日時：2018年6月1日 21時
