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4話 ページ4

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目を開けると白い天井が目に入った。


静かで、なんだか薬のにおいがする。




「あ、起きた?おはよう」


『ぉはよ、ざいます……』




重い瞼を擦りながら起き上がると、悟が椅子に座ってわたしを見ていた。




『ここは……』


「医務室。ちょうどベッドが空いてたから」


『いむ…?』


「あぁ…ここは呪術高等専門学校って言ってね。
車でした呪霊の話、覚えてる?」




話しながら悟はわたしのいるベッドに腰掛けた。


何やらポケットをごそごそしている。




『悪いおばけのはなし?』


「そうそう。ここは呪霊を祓うための技術やら何やらを学ぶ所……まぁ、学校だね。


………そこで、君には呪術師になってもらう!」


『じゅじゅ…つし?』


「詳しいことはまぁ追い追い、ね?
とりあえずこれ、じゃーん」




悟はありきたりな効果音を口にして、ポケットから黒い物を取り出して見せた。




「ちょーっと首出してくれる?」


『ん』




それはチョーカーサイズのベルトのような物だった。


悟はカチャカチャと音をたて、苦しくない程度に隙間をあけて金具を止めた。




『これ、なぁに』


「ただのオシャレ小物」


『……そうなの?』




急に渡してきて、ただのおしゃれなんだ、これ。


首のそれに触ってみたら、少し力が抜けた気がした。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
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まっちゃ - すごく面白いです!更新待っています! (2021年11月8日 22時) (レス) @page9 id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - とても面白いです。無理しない程度に更新頑張ってください!応援してます。 (2020年12月24日 19時) (レス) id: d92207b260 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 夢主ちゃん、めっちゃ可愛い!H×Hのアルカに重ねて読んで毎回萌えてます!!もしよければ1話だけでも「おねだり」テーマに書いてもらえると嬉しいです。 (2020年12月14日 23時) (レス) id: 58c76fca2c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 「悪いおばけじゃないよ」が、脳内で「悪いスライムじゃないよ」に何故か変換されました (2020年12月13日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
氷雨霰 - 大丈夫だと思います!初コメ失礼しました!(コメントの文字数制限が来たので再びコメントさせていただきました) (2020年12月13日 0時) (レス) id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷっち | 作成日時:2020年12月9日 20時

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