六十三話、Murder on D Street ページ29
敦「凄かったですね！乱歩さん、真逆全部当てちゃうなんて異能力超推理、本当に凄いです」
時間の帰り道に敦が太宰にそう言う。すると太宰は
太宰「私も半分くらいは分かったかなぁ」
そう言った。だが敦は
敦「何がです？」
太宰に問いかけた。すると太宰は
太宰「だからさっきの事件だよ、乱歩さんがどうやって推理したか」
すると敦は分からないと言う表情を浮かべ
敦「だってそれは、異能力によって瞬時に分かるって」
そう言った敦に太宰が
太宰「ああ、君はまだ知らなかったか、実はね乱歩さんは異能力者じゃないのだよ」
敦「はい？！」
敦がギョッとした顔になる
太宰「乱歩さんは異能力者揃いの探偵社では珍しい何の異能力も所持しない一般人なんだ。本人は異能力を使ってる心算見たいだけどねぇ。それにああ見えて乱歩さんは二十六歳だよ？」
と、暴露すると
敦「え”！？」
信じられないと言う風な声を出す敦。そして太宰は
太宰「探偵社の皆が乱歩さんを敬うのは、超推理が異能力じゃないと知っているからさ。私も話には聞いていたけど、今日、はっきりと思い知らされた。実は私ね、乱歩さんが超推理をしている間、後ろでこっそりと乱歩さんの髪の毛を摘んでいたのだよ。知っての通り、私は、触れた相手の異能力発動を阻害する。反異能力者だ私が体の一部に触れている限り如何なる超人異能力者と言えども力を振るうことは出来ないつまり、乱歩さんの超推理は異能力じゃない」
それを聞いた敦は
敦「異能力じゃない？じゃあどうやって」
すると太宰は
太宰「だからあれは、純粋は推理だ」
敦「そんな！だって、あんなに短い間で犯人を当てたんですよ？そんな事がただの推理で可能ですか！？」
太宰「あぁ…それならそれなら私も分かったよ、それに、Aちゃんだって分かっていたんだろう？」
そう聞かれたAは頷き
A「敦さん、杉本さんが言ったでしょう？“偽装の為だけに、遺骸にニ発も撃つなんて”…と普通三発撃たれた死体を見たら、誰だって三発同時に撃たれたと思いますよね。しかし彼は、彼女が一発目で亡くなっていたと知っていた…解剖がまだなのにその事実を知っているのは？」
そう聞かれた敦は
敦「犯人だけ…でも、Aちゃん達は犯行時間も当てたよね？昨日の早朝だって」
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます！もしかしたら、幼少期、“あの人”に着させられてたのかもですね♪楽しんでいただけて何よりです (2019年12月27日 0時) (
レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» あらら〜。クリスマス番外編も？アクシデントだらけですね大笑い♪。夢主さんが、サンタクロースのコスチュームが苦手とは笑笑。余談、太宰さん、夢主さんに、書類整理押し付けるな〜。もう一度、カミナリ落としてあげましょうか？←夢主怒怒 (2019年12月26日 22時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» 見てくれてありがとうございます！まだ鏡花ちゃんが出せないと言う事に涙し乍ら描いてました、楽しんでいただけたなら嬉しいです！ (2019年10月31日 22時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - はろうぃん番外編、ロクでもないですね。太宰さんの迷惑製造機ぶりも全開。爆笑〜♪♪。 (2019年10月31日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！コメント，嬉しいです！これからも頑張って行くので，よろしくお願いします！ (2019年10月24日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2019年10月14日 21時
