〜Magic of the Love〜

☆14☆ ページ14

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はぁ



さっきの横尾さん、



なんだか凄く悲しそうだった。





部屋に戻って深く考えていた私。





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あ「…はぁ」






北「さっきからキモいんだけど」







あ「はぁ！？」






こっちは真剣に考えてるのに！？


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あ「横尾さんって昔、なんかしてたの？」



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北「なんだよ、横尾かよ」







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あ「え？」






北「…知らね」



そう言って




頬を膨らませながら




私に背を向けた宏光。


・





なんなの？




もうわけわかんない






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ムカつくから





宏光に向かってクッションを投げた←





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北「痛っ！なんだよ！」





あ「…もう宏光、わかんないよ…//」







あれ、何でだろう




なぜか涙が止まらない。






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・




北「…また泣いてる」






急に声のトーンが低くなって





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・



北「…はい」





ティッシュを渡してくれた。




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・





北「Aって、




よく泣くよね笑」






あ「……///」






そう言いながら




宏光は温かい両手で




私の頬を包んだ。





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すると



魔法のように私の涙は止まって。





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・




北「…面白い奴…！」






あ「……/////」






きっと私の顔は赤くなってる。





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北「まぁいいや、寝る！」







布団に潜り込んで




3秒で寝ちゃった。

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え、まさかの昼寝ですか←

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・



頭が狂いそう。





なんなの…もう









あ「…なんなのよ、バカ///」





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寝ている宏光に向かって




小声で言った。






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・


でも





宏光の温かい両手の感触は





忘れられなかった

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