〜Magic of the Love〜

☆13☆ ページ13

・




横「Aちゃん、


洗い物手伝ってくれる？」






食事が終わって



横尾さんから声をかけられた。




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あ「あ、うん！」





横「じゃあこのスポンジで洗ってー」






横尾さんから渡されたスポンジを手に取り




お皿を一枚一枚丁寧に洗った。




・





横尾さんも隣でやっててくれて、




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・



あ「…横尾さん、



ほんとに料理、上手だよね…」






横「そう？」






あ「うん、私より女子力高い！←」






横「…そっか。ありがとう」





あ「昔、料理教室にでも行ってたのー？」







横「…まぁ」







私がそう聞いたら




急に黙っちゃった横尾さん。




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・



私、まずいことでも聞いちゃったかな…







・






・




あ「でも羨ましい！



料理、すごくおいしいし！」







横「自分が作った料理、



Aちゃんに喜んでもらえて良かった」







・






・





横「しかも俺の料理を


最初に認めてもらえたのって



太輔だから笑」






・





楽しそうに話してる横尾さん。



だけど




・



彼の目は



遠くを悲しそうに見つめてて





・







・




潤んでいたんだ。

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