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『…スキン、入るよ？』
スキン専用の部屋の扉をノックして、勝手知ったるというように扉を開ける。
Aの姿を見とめたスキンは、テーブルの向こうの椅子に座ったまま満面の笑顔になった。
「A、来てくれたんだね！」
『スキンに呼ばれたら来ない訳にはいかないよ。…それより、カナコちゃんをあんまり怖がらせないでよね？』
……まぁ、怖がらせているのは主にボンベロだとは思うのだけど。
「そうだな…ボンの顔、怖いもんな」
『スキン……それ絶対ボンに言っちゃだめよ？』
私は言っちゃったけど…と内心思いながら、Aはスキンに言い聞かせるように人差し指を立ててシーのポーズをした。
「…そんなことよりさ、A」
にこっと微笑んだスキンは右手の指先でテーブルをコツコツ叩きながら、Aに向かって左手で手招きをする。
いそいそと近寄ってきたAの手をぎゅうっと握ると、スキンは椅子に座ったままの自分の太腿を叩いた。
「ね、ここ座って？A」
『えっ？や…ちょっとそれは…っきゃあ！！？』
突然足が床から離れたかと思うと、Aの身体はスキンによって抱き上げられ、強制的に彼の膝の上に向かい合わせに座らせられる。
腰のあたりが筋肉質な腕でがっちりホールドされていて、抜け出すのは最早不可能とみえた。
『……スキンって、結構そういうとこある』
「んん？」
意味が分かっているのかいないのか(きっと前者なんだろうけど)、こてんと首を傾げたスキンはとても満足気だ。
傷だらけの顔と真っ黒な服装がいかにも"殺し屋"な雰囲気だけど、素の
「……A、まだ顔色が良くないな」
『そう…？たしかに今朝はゾンビみたいな顔してたけど、今はもう大丈夫だよ』
「Aの"大丈夫"はあてにならない」
呆れたような顔でそう言ったスキンは、優しい手付きでAの目の下にうっすら残る隈をなぞる。
それがくすぐったくて身をよじると、今度は頰に手が添えられた。
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ねこと(プロフ) - omoti_motimoticさん» 素敵なお言葉頂けてとても嬉しいです(*'ω'*)世界観やキャラクターはできるだけイメージを壊さないよう気を付けているつもりなので、そう言って頂けると活力になります！ちょっと停滞してしまってますが更新頑張りますので、また覗いて頂けたら嬉しいです♪ (2020年7月7日 2時) (
レス) id: c0f23ad842 (このIDを非表示/違反報告)
omoti_motimotic(プロフ) - ああもう素敵すぎます！！dinerの世界観やキャラクターが崩れることなくキュンキュンさせてくださって最高の作品をどうもありがとうございます、、！！ (2020年7月5日 22時) (レス) id: 96016ea486 (このIDを非表示/違反報告)
ねこと(プロフ) - えいとちゃんさん» 応援ありがとうございます！また、お気遣いもありがとうございます(*'▽'*)更新頑張りますので、また覗いて頂けたら嬉しいです♪ (2019年8月17日 8時) (レス) id: f77f241a94 (このIDを非表示/違反報告)
えいとちゃん(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!!風邪などに気をつけてください！ (2019年8月15日 2時) (レス) id: 7956a8a6f2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこと(プロフ) - アリアさん» 応援ありがとうございます！めちゃくちゃ好きだなんて…すっっごく嬉しいです♪更新頑張りますので、また覗いて頂けたら嬉しいです(*'▽'*) (2019年8月5日 16時) (レス) id: c0f23ad842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこと | 作成日時：2019年7月28日 22時
