本音屋台への道 ページ9
北｢…………。｣
藤｢…………。｣
北｢それは、どうゆうコンセプトで？｣
｢色々な闇と言うことで、やっぱりファンの方は二人の本当の関係というか、本音が聞きたいかな？と……。｣
重い空気が楽屋に流れる。
偶然居合わせてしまった俺。
新アルバムの特典DVDの企画の一つに藤北の本音屋台を入れたいと○イベが提案してきた。
藤｢本音……。本音だけど、台本があるのか？そこはフリーなのか？｣
｢一応、流れはあります。｣
北｢芝居をするってこと？｣
｢いや、話の内容はフリーです。ただ、前後の繋がりはあります。｣
藤｢うーん。俺らの空気間て独特だから……。芝居の中でやるっていうのは少し違うかなーて。｣
独特ってw
自分で言うか？？
北｢本音ってラインが難しいよね。そもそも喧嘩してないし。｣
藤｢なんなら、俺らさっきまで普通にゲームとか一緒にしてるし。｣
北｢はは。みんなでやってたのに、気付いたら二人になってた…みたいな。｣
いや、今さっき、俺もいたし。
３人だったし！！
｢今みたいな話を普通にお酒を飲みながらしていただきたいんです。｣
藤｢うーん。｣
だから、普通に話せばいいだけじゃん。
なにをそんなに渋ってるんだ？
企画の説明してる人が不憫でならない。
北｢普通にねー。俺らの会話なんて本当に普通の男子だよ。酒飲んで、他愛も無い話して。｣
だーかーらー、それでいいんだよ！
まったく！
話が進まないから俺が口を出す。
『いいじゃん。それで。お酒飲んで、笑いあってキスマイの話を楽しそうにしてる二人をファンの子も見たいんだよ。』
藤｢でもさ、それって、作られた映像の中でやること？｣
北｢わかる。それはそれで嘘っぽい。｣
『はあぁ？』
藤｢たぶん、ファンの子が求めてる俺らのイメージてあると思うんだよね。｣
北｢わかる｣
藤｢だから、本音屋台っての…………｣
『うるさーいっ！！やれやれ！やればいいんだよ！』
半ば強引に本音屋台は決定した。
そして、実際に収録された本音屋台は少々ぎこちない本音屋台になった。
カットの声がかかった後、自撮り写真を見てキャッキャッ言ってる二人を見て、なぜアレが撮影中に出ないのだ！と、珍しく○イベが落胆していた。
いつか、機会があったら、俺が二人を自ら隠し撮りして○イベに提供しよう。
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はちこ(プロフ) - ♪♪さん» ありがとうございます！妄想と願望のみの作品ですが、よろしくお願いします(笑) (2019年1月6日 1時) (
レス) id: 2dfad33ed7 (このIDを非表示/違反報告)
♪♪(プロフ) - この話好きです！ニカちゃん面白すぎ！あと、藤北がこんな風にテレビの前でやってたら･･･と思うと照れちゃいます笑笑特にフットサルのところ好きです！ (2018年12月5日 9時) (レス) id: 785edf4bd5 (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます☆コメントすごく嬉しいです。これからも、更新頑張ります(*´▽｀*) (2018年8月8日 8時) (レス) id: 30c90c53f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - はちこ様、初めてコメントします。にかちゃん目線での短編、フィクションだとわかっていてもほほえましくて楽しんで読ませていただいています(*^^*)次の更新も楽しみにしてます☆ミ (2018年8月7日 16時) (レス) id: 186b40f637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちこ | 作成日時：2018年7月28日 1時
