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(2side)
北「ういすー」
宮「きたやん!!」
二「あー、きたきた。なに飲む?」
北「うーん。とりあえず、ビールで。」
ーーーーーーーーーーー
北「うぅー。うまいっ!!」
ビールを旨そうに流し込むミツ。
伝えたいことは沢山あるのに、うまく言葉に出来ない。
ニ「ミツ……」
北「ん?」
ニ「俺、ミツのこと大好きだよ。」
北「なんだよ、イキナリ!?つか、そんなの知ってるー!!」
おちゃらけるミツを見ながら、俺はこの数日なにをしてたんだろ?と思った。
結局、何も変えられなかった。
今のミツの笑顔は、本物なの?
俺、わからないよ。
ミツの考えてることがわからなくて、ミツの顔を思わずじっと見た。
北「ニカ……ありがとう。」
二「え?」
北「宮田もありがとな。」
宮「いや、俺はなにも。ただ、きたやんと飯を食べたかっただけだよ。」
北「ふふっ。ニカに巻き込まれたんだろ?わかりやすいんだよ、宮田は(笑)こないだ酔ってニカに変なこと言ったから。ごめんな。」
宮田は、ミツの言葉に一瞬驚いた顔をしたけど、すぐにいつものテンションでミツに応えた。
宮「きたやん〜。なんで謝るんだよぉ。俺らは、きたやんが好きなんだよー。」
北「俺、みんなといると楽しいよ。色々、心配させちゃったな。」
いつだって、そうだ。
メンバーのことになると、こうやって自分が引くんだ。
空気が悪くなるのが嫌で、一人で我慢して、何も気にしてない振りをするんだ。
二「ミツ。俺らの前で無理しないでよ!あれ、ミツの本心でしょ!俺は、ミツが大好きだし、メンバーもミツが大好き。でも……でも………たぶん。傷つけたんだよ……俺らが……」
北「ニカ。」
熱くなる俺に、柔らかい…でもどこか切なくなる笑顔で俺を見るミツ。
ニ「そんな顔でみないでよ。なんで、申し訳なさそうな顔するの?俺は……」
なんで、俺が泣くんだよ。
結局、その日は、俺がワンワン泣いた。
最初は、「ごめんな」て、言いながら目を赤くしてたミツだけど、あまりにも俺が泣くから、最後は宮田と俺の泣き顔見ながら、笑ってた。
俺もワンワン泣いてる自分がおかしくて、段々笑えてきた。
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はちみつ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。前にも読んでくれたのだとわかり、より一層嬉しくなりました。また、ふと思い出すことがあったら、読みに来て下さい。本当にありがとうございました。 (8月16日 17時) (レス) id: 92dbcf846e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Smile と僕らの物語を 再び 読ませていただきました。 最近、大好きな小説が 突然 パスワードで読めなくなったりで 変化してきました 。私は 悲しい気持ちを 小説を読むことで 埋めています。 素敵な作品を 作ってくれたことに感謝しています。 (8月16日 14時) (レス) id: d4c0737fac (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ともさん» ごめんなさい。私、リクエストて意味にピンと来てなくて。内容のリクエストてことですかね?終了してない話が3つあって、今は少し厳しくて。ごめんなさい。でも、私なんかにリクエストしてくれて本当にありがとうございます! (2019年9月25日 1時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - お返事待ってます! (2019年9月25日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ピンクピーチさん» コメントありがとうございます♪何を書きたいんだか、自分でよくわからなくなってきた時期のコメント、めちゃくちゃ嬉しいです☆リアルをかすりつつ、平和なフィクションでいきたいと思います♪また、遊びに来てくだい! (2019年9月25日 0時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちこ | 作成日時:2019年8月31日 10時