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(2side)

なんて、言葉をかけたら良いのかわからず。
無言のまま、二人で歩く。


「楽屋戻ろ。」

 
藤「……………………」


「ご飯でも行く?」


藤「……………………」
 

いつまでも廊下をうろうろしてる訳にも行かず。
しばらくすると自然とお互い楽屋の方へ歩き出した。


あと少しで楽屋……と、いう時に廊下から宮田の声が聞こえた。


宮「焼き肉?しゃぶしゃぶ。いや、ステーキだな。」


その浮かれた声に、無性に腹が立ち、宮田がいるであろう廊下に向かい角を曲がったところで宮田を睨み付けた。


こんな時に……そんな思いで睨んだ宮田の後ろにはマスクをして下を向いたミツと目を少し腫らした玉がいた。


宮田を見れば、声とは裏腹に眉毛を下げて無理に笑顔を作ってるのがすぐにわかった。


宮「あっ、ニカ……」


俺に気付き声をかけてきた。
宮田のことだ、きっと、後ろのガヤを見れば、すぐになにがあったかわかるだろう。


宮「ガヤさん。よこーさんが、楽屋で待ってるよ。」


「宮田たちは、帰るの?」


玉「宮田が肉食いたいんだって。ニカたちも行く?」


玉の目が何かを訴えてる様に見えたが、行くと言うべきなのか、断るべきなのか、俺には正解がわからなかった…。


迷ってる俺を見て宮田がよこーさんと千賀が楽屋で二人を待ってると助け船をくれたから、やんわり肉を断り楽屋へ向かった。


お疲れと言ったミツの顔が下を向いたままだったことは気付いたけど。
特別声をかけず、お疲れとだけ言葉を交わした。


今すぐにでも、ミツに大丈夫?と聞きたかったけど、ガヤを独りには出来なかった。

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はちみつ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。前にも読んでくれたのだとわかり、より一層嬉しくなりました。また、ふと思い出すことがあったら、読みに来て下さい。本当にありがとうございました。 (8月16日 17時) (レス) id: 92dbcf846e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Smile と僕らの物語を 再び 読ませていただきました。 最近、大好きな小説が 突然 パスワードで読めなくなったりで 変化してきました 。私は 悲しい気持ちを 小説を読むことで 埋めています。 素敵な作品を 作ってくれたことに感謝しています。 (8月16日 14時) (レス) id: d4c0737fac (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ともさん» ごめんなさい。私、リクエストて意味にピンと来てなくて。内容のリクエストてことですかね?終了してない話が3つあって、今は少し厳しくて。ごめんなさい。でも、私なんかにリクエストしてくれて本当にありがとうございます! (2019年9月25日 1時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - お返事待ってます! (2019年9月25日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ピンクピーチさん» コメントありがとうございます♪何を書きたいんだか、自分でよくわからなくなってきた時期のコメント、めちゃくちゃ嬉しいです☆リアルをかすりつつ、平和なフィクションでいきたいと思います♪また、遊びに来てくだい! (2019年9月25日 0時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はちこ | 作成日時:2019年8月31日 10時

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