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(2side)
藤「おつかれ。」
二「おつかれ。」
珍しく、いや初めて、ガヤに飲みに誘われた。
二「大丈夫なの?明日もドンジュアンでしょ。」
藤「はは。大丈夫だよ。」
二「ミツと宮田がすごい感動してたよ。」
ミツとは、ドンジュアンの話してないけど、まあこれくらいなら話盛っても良いよな。
藤「メンバー来てくれて、嬉しかった。ニカも待ってるよ。」
二「もちろん!必ず行くよ。」
藤「俺さ、別に北山のこと嫌いじゃないし、空気を悪くしてる気もないんだ。」
二「知ってるよ。ガヤがミツのこと大好きだって。」
藤「大好きでもないけど……」
ったく、素直じゃねーな。
藤「嫌いじゃないけど、なんてゆうか、鼻につく?そんな時期もあった……。」
ガヤは、俺の顔は見ず。
グラスを見つめながら話を続けた。
藤「ガンガン前に出る北山が疎ましい時期もあった。昔は大事な話はいつも俺らが先に呼ばれて聞かされてたのに、最近はスタッフもディレクターもまず北山に聞くじゃん。あいつに対する信頼て、すごいんだよな。ダンスも評価されて。色んな人に可愛がられて。メンバーなのに、そうゆう北山の評価を誇らしく思えない自分がいて………」
二「うん。」
ガヤの言いたいことは、よくわかるよ。
俺だって舞祭組が出来るまで、3人に仕事が入るの手放しで喜べなかったもん。
藤「小さいよな、俺。」
二「全然!それ、普通だから。」
びっくりした表情で俺を見るガヤ。
二「そうゆうの結構、普通の感情だよ。要するにライバルなんだよ。」
藤「いや、ライバルて思ったことなんてない。」
二「いっつも、そう言うけど……ライバルなの、それ!わかる?」
藤「え?」
二「ちゃんと、相手のことは認めてるんだよ。でも、相手だけが強くなっていくのも、弱くなっていくのも嫌なんだよ。アニメとか、マンガ見ない?」
藤「………まぁ、見るけど。でも、別に向こうは、俺をライバルなんて思ってないだろうし。」
確かにそれは少しある。
ミツは、ライバルは自分タイプなんだよな。
それが拗らせる要因でもある。
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はちみつ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。前にも読んでくれたのだとわかり、より一層嬉しくなりました。また、ふと思い出すことがあったら、読みに来て下さい。本当にありがとうございました。 (8月16日 17時) (レス) id: 92dbcf846e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Smile と僕らの物語を 再び 読ませていただきました。 最近、大好きな小説が 突然 パスワードで読めなくなったりで 変化してきました 。私は 悲しい気持ちを 小説を読むことで 埋めています。 素敵な作品を 作ってくれたことに感謝しています。 (8月16日 14時) (レス) id: d4c0737fac (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ともさん» ごめんなさい。私、リクエストて意味にピンと来てなくて。内容のリクエストてことですかね?終了してない話が3つあって、今は少し厳しくて。ごめんなさい。でも、私なんかにリクエストしてくれて本当にありがとうございます! (2019年9月25日 1時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - お返事待ってます! (2019年9月25日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
はちこ(プロフ) - ピンクピーチさん» コメントありがとうございます♪何を書きたいんだか、自分でよくわからなくなってきた時期のコメント、めちゃくちゃ嬉しいです☆リアルをかすりつつ、平和なフィクションでいきたいと思います♪また、遊びに来てくだい! (2019年9月25日 0時) (レス) id: f2e93776db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はちこ | 作成日時:2019年8月31日 10時