お姫様と王女様。【ハイキュー】

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5日目、開幕。

もう後半か、早いな。

そう考えながら髪の毛を結い、先輩たちに挨拶をして、朝食を作る。

今日の一緒の食事担当は、潔子先輩とおとちゃん先輩だった。

ひえ、女神と天使。

浄化する。

もう後半だね〜、

そうですね〜、

なんて言いながら鮭をこれでもかと焼き、卵をこれでもかと割り、野菜をこれでもかと切り、味噌をこれでもかとすくう。

なんつー量じゃ。

部活漬け男子高校生、恐るべし。

こんなの食べたら私死ぬ。

ひえ、と内心冷汗をかきながらほかのマネちゃんずを待ち、選手が来たところで皆にご飯をよそる。

がつがつと食べる彼らを見て、一瞬息子の成長を見守るお母さんのような気持ちに駆られた。

私もお盆をもって自分のをよそり、席に着こうとするが。

一瞬、国見と目が合った。

ちょいちょい、と手招きされる。

一緒に座ろう、ということなのか。

不意に昨日の出来事が蘇る。

そうだ、私、国見と間接キッ、、、！？

がちゃん！と音を立ててお盆を近くのテーブルにおいて、

『うぁぁぁぁぁ、、、、！』

と頭を抱える。








何事かと皆に驚かれたが、そんなことはどうでもよかった。

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