お姫様と王女様。【ハイキュー】

・ ページ20

『ひゃっ嫌ですっ、言いたくないです！ふはっ、ふぅっ』

あの後部屋に引きずられて入ってきた私。

あれ、なんかデジャヴ。

それから私を囲むようにしてみんなが布団の上に座り、有無を言わさぬにこにこ笑顔で

話せ、今すぐに

と圧をかけてきた。

それでもなかなか言い出さない私を見て、最終手段！とくすぐってきた。←今ここ！

雀「いいじゃん、教えてよ！減るもんじゃないんだし！」

雪「言っちゃった方が楽だよ〜？」

によによと聞いてくる先輩たち。

やっちゃんに至っては目をぎゅんっっって開いて目力でどうにかしてこようとする。

怖いよ。やっちゃん。

清「、、なんで、言いたくないの？」

『そりゃあ、恥ずかしいからです！』

清「なんで？」

『っ、、、なんかわかんないんですけど、その、、、心臓がきゅっってなって、顔が熱くなって、その人のこと話すの恥ずかしいっていうか、、、』

(((あ、これは恋だな)))

谷(え、Aちゃん可愛いっ、、！)

、、マネちゃんず全員が確信した時であった。

乙「その子が話しかけてくれたら？」

『嬉しいです。』

滝「へえ、じゃあさ、その人が他の女の子と話してたらどう？」

『、、いや、です。』

宮「じゃあ、その子に彼女が出来たら？」

『、、、泣きます』

清「へえ、そうなんだ、、ところでさ、及川君ってかっこいいと思わない？」

きぃよぉこぉせぇんぱぁぁぁい！？

『いきなりどうしたんですか！？ダメですよあんな人に騙されちゃ！あなたにはもっといい人がいますよ！！！！！！！！！！』

清「、、どうしてそんなに反対するの？」

『え？そりゃあ及川先輩はイケメンですけど、チャラいしうざいし何かとちょっかい出してくるし、、、』

清「それ、及川君が好きなんじゃない？」

、、、、what？

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す