EP.8 ページ10
(夢主side)
人がいない階段近くまで移動した私たちは椅子に腰をかけたまま下を向いてる。
カラ「…A。えっと……話してもいいか…??」
気まずそうに笑ったカラ松くん。
『いいよ。…私もお話聞きたいし。』
私は小さく頷いてみる。
カラ「わかった。………あのな、ライブ会場でのことなんだが、あの…すまなかった!!!」
『え…!?』
急に頭を下げてきたカラ松くんに、どうしたらいいかわからなくなる。
どうしてカラ松くんが謝るの??
『ねぇ頭上げて??カラ松くんが悪いわけじゃないよ、大丈夫だから!!』
じゃあ誰が悪いんだろう。
私はとにかくカラ松くんを説得して頭を上げさせた。
カラ「…すまない。また迷惑をかけてしまって。」
『うん、大丈夫だよ。…じゃあ、お話聞かせて??』
なんて声をかけたらいいかわからなくて話題をふった。
カラ「……そうだな。えと…さっきはAに悲しませるようなことをしてすまなかった。……俺な、Aに再会する事が怖かったんだ。」
怖かった??
『えと…私に会うことがなんで怖かったの??』
カラ「え…だって、Aが赤塚から出て行ったこと、俺たちには言ってくれなかっただろ??7年も帰ってこなかったから、俺、Aに、知らずに傷つけてしまったのかと思って…。」
????
『え??待って待って、どうしてカラ松くんは私を傷つけたと思うの??』
私、カラ松くんに何もされてないと思うけど…。
カラ松くんは悲しそうに笑って言う。
カラ「…なんかな、俺は知らないうちに人を傷つけてしまうんだ。ブラザーたちは特に。「イタイ」ってずっと言ってくるんだ…。ﾌｯ罪な男だぜ…。」
ﾊﾞｷﾊﾞｷｯ(あばらが折れる音)
…なるほど。
『…そういうところじゃないかな。』
カラ「え…。ま、まぁ、傷つけていないならいいんだ!!この前、おそ松も傷つけてないか心配してたんだぞ。」
え、おそ松くん??
『どうしておそ松くんの名前が出てくるの??』
カラ「え??あぁ、それはな…」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
!!??
『え、あ、電話、…お姉ちゃんからだ。ごめんねカラ松くん、ちょっと席はずすね!!』
カラ「……。」
??なんか…悲しそうな顔…。
さっきの話が気になりすぎてモヤモヤする。
私は急いで電話に出た。
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お月様 - 最近はおそ松さんの小説を読むことにはまっているので、この作品大好きです！場違い感ありますけど更新待ってます〜♪ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 4844547180 (このIDを非表示/違反報告)
＃数字松love - トト子ちゃんの妹でにゃーちゃんの親友って....最高!!!!! (2019年8月27日 20時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - つぼみさん» ぁぁ!!ありがとうございます、嬉しき言葉です〜!!;;; (2018年2月17日 10時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
つぼみ - おっもしろいです、、、！！こういう系大好きです！！これからも頑張ってください！ (2018年2月10日 13時) (レス) id: af4d084e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございますぁぁ;;; (2018年1月21日 14時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうきやさい | 作成日時：2017年8月20日 3時
