【おそ松さん】お姉ちゃんには敵わない!!

EP.13 ページ17

(夢主side)


はぁ〜〜!!楽しかった!!


にゃーと別れた後、私は少し暗くなった帰路をゆっくりと歩いていた。



そういえば、懐かしいものが結構残っててびっくりだったな〜!!



昔たくさん遊んだ空き地に…


お姉ちゃんと並んで帰った通学路に…






それから…






?「お〜い!!A!!久しぶりだな!!一瞬、誰だかわかんなかったぞてやんでい!!」



!!この声はもしかして…



チビ「よぉ!!懐かしいな〜!!元気にしてたかバーロー!!」




あ〜〜〜っ、やっぱり!!!!



『チビ太さん!!??うわ〜〜久しぶり!!全然変わってないね〜!!…ていうか、おでん屋さんになったんだね!!昔からおでん大好きだもんね〜〜』


チビ「そーゆーAはすげぇ変わったな〜!!トト子ちゃんに似て、女らしくなったんじゃねぇか〜〜??」


『え!!そう…かな…!!嬉しい!!』


"お姉ちゃんに似て"か…自慢の姉も褒められてるみたいで嬉しいなあ…!!





チビ「そうだ、A。オイラんとこで食っていけよ、今日は奢ってやるからよ!!」



『え!!ほんと!!やった〜〜!!じゃあお言葉に甘えて〜〜』




お母さんたちにはあとでメッセージ送っておこう…!



それにしても、チビ太さんのおでんか…!!

おでんを愛してやまないチビ太さんだから、さぞかしおいしいんだろうなぁ



ｽﾝｽﾝ…あ、いい匂い…








チビ「ほらよ、オイラ特性おでん盛だぜてやんでい!!」


ｺﾄ…と目の前に置かれたおでんは私の食欲をそそらせた。



『え…!!すごいね、とってもおいしそう!!』


よ、よだれが………


チビ「ヒヒッ、まあ食えって。」





ﾊﾑｯ…




『おいしい…!!すごくおいしいよ!!想像してたよりずっとおいしい!!』



本当においしかったから、体を前のめりにして感想を伝えたら、チビ太さんは顔を赤らめて照れ始めた。


チビ「お、おう!!そうか!!喜んでくれて嬉しいぜ、もっと食えよ!!」



こういう所も変わってないなぁ…


と、微笑ましく思いながら、もう一口食べようとした。









その時だった。









トド「え………A…。」





ｶﾞﾀｯ






反射的に立ち上がってしまった。





なんで……。


なんでいるの…………。




『チョロ松くん……一松くん……トド松くん…』








彼らの瞳に光はなかった。


*・.・*・.・*・.・*


お久しぶりの更新です！！
設定も細かくしたので、気になる方はどうぞ見てくださいね(*˘︶˘*)

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