【銀魂】副長殿の補佐官様 ２

４３：裏ルート ページ3

A「実行は明日だ」


葵「明日！？」


碧「いくらなんでも早すぎじゃ…」


A「もしかしたらバレるかもしれないだろ？

　なら善は急げだ

　君たちは私の牢の鍵を持ってるかい？」


碧「うん、持ってるよ

　一応あなたのお世話係となってるから」


A「それがなければ私は出れないからね

　あとはここの地図だ…

　私はここのことをよく知らない」


葵「僕たち分かるよ！あと裏ルートも！！」


A「裏ルート？」


碧「バレないように外へ出た時に使った抜け道

　やっぱり私たちも外に憧れるから」


　ずっと拾われてからここに閉じ込められていたのか


　可哀想とは思う


　思うだけだけどね


A「…ならそのルートを通ろう

　明日も同じ時間に来てくれ

　定々は明日来ない日だ

　持ち物は持ってくるなよ？

　小物程度なら許すけど…」


葵「はい！ありがとうございます！」


碧「ありがとうっ…」


　…まぁいい、出るまでの付き合いだ


　そして夜が明けた

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