【銀魂】副長殿の補佐官様 ２

５３：俺が救い出す ページ13

土方side









銀時「捕まった俺らはある人を殺した

　それがあの人願いで みんなが助かる唯一の方法だった

　けどやつらAを連れて行った

　それからあいつがどうやって逃げて来たかなんてしらねぇ

　けど俺らは知ってる

　あいつは俺たちの中で一番 幕府のやつらを憎んでる」









　万事屋から聞いたAの過去


　じゃあ あの時ボロボロだったのはそこから逃げて来たからか？


　あの時の言葉がようやく分かった


　あんなに俺らの仲間にならねぇと言ってたな









銀時「これがあいつの…俺らの過去だ

　これで満足したか、土方くん」


土方「…Aは今から何をするか分かるか？」


銀時「聞かなくても分かるんじゃねぇーの？

　お前ら真選組を含めた幕府を殺しに来るだろうな

　これであいつも動きそうだ」


土方「あいつって…高杉のことか？」


銀時「お前らを襲ったAのことをあいつも今頃知ってることだ

　一緒に来る可能性もあるぜ」









　そうだ


　高杉にとって俺らは邪魔だ


　可能性は高いな









土方「なんか悪ィな、急に」


銀時「別に…けど今回は俺も動かせてもらうぜ

　あいつを…あいつらを止められるのは俺しかいねぇ

　高杉が来るならあいつは俺に任せろ

　どうせ何があってAの相手はお前がすんだろ？」


土方「当たり前だ」









　俺がお前を救う


　そして…









沖田「土方さん！」


土方「総悟！？どうしてここに…」


沖田「高杉が大群連れてきやがった！！」


全員：！！









　予想的中しやがった！！

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