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一本の ページ15

「ごめん土方。何か変な場面見せちゃって。」


「それよりお前、大丈夫か?怪我は?」


「何言ってんの。私が怪我する訳無いでしょ。」
「土方も遅くなると危険だから早めに帰った方が良いよ。ここまで見せておいて言うのも何だけど…」


「そんじゃ、精々気を付ける事だな。あ、後一つ、」


「何?」


「アイツの事に関して、危なくなったら言えよ。助けてやれる事があるかも知れねぇからな。」


「何か妙に優しいじゃん?まぁ、頼るときが来たら…ね。」


「そんだけだ。じゃあな。」


「うん。バイバイ。」




遠くに行ってしまう姿に寂しさを少々感じながらも再び銀時の正面に立ち、向き合う。




「すまね「ごめん。」


「お前が謝る必要はねぇよ。」


「何マヌケ面下げてんの。バッカじゃない?」


「んだと…テメェ…此方が萎らしくしてりゃ調子に乗りやがって…」


「本当にバカだね。私に手ェ出そうなんて1ヶ月位早い!」


「数字が具体的過ぎんだろ」


「そこは私クオリティー。兎に角!そこまで私は気にしてないから!」


「そう、か。つーか何だよ私クオリティーって。お前こそバカじゃねぇの?」


「はぁ!?もう一回平手打ちするよ?」


「うわっ、タンマタンマ!すんませんした!」




完全に許してる訳じゃない。
だけど、絡まったままじゃ、どうにも私の性が許さないらしい。


それはそうと、掴まれた時。
あの時は必死になって抵抗してたけど、私は何処かでその行為を受け入れてたらしく。




「嫌じゃ、無いかもね。」


「何の事だ?あ、もしかして…」


「…っさい!バーカ!バーカ!」


「おい!アレ?赤「くないから!」




肘鉄を一発お見舞いして、照れを隠した。

今、一本確かに赤い糸が見えた気がする。まぁ、きっと気のせいだろう。

テヘッ→←燃えるものばかり



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ミンティア - この度二巻が完結致しました。 是非、次の巻も宜しくお願いします。 (2017年8月1日 23時) (レス) id: bb20e7ebdc (このIDを非表示/違反報告)
ミンティア - カカオさん» 映画館が遠いんです…映画館がこちらに向かって歩いて来ませんかね?面白いと言われると尚更気になりますね…いつかは見たい、と思ってますハイ。 (2017年7月30日 18時) (レス) id: bb20e7ebdc (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - 映画今日見に行って来ましたよーーー!!(≧∇≦)すごく面白かったです!隣でいとこが爆笑してましたwミンティアさんは見に行くんですか? (2017年7月30日 18時) (レス) id: d7fde592f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミンティア - ピピコさん» ご報告ありがとうございます!私もログインしたいです。何をどうすれば良いのかさっぱり分からないんですよね…お、お、お気に入りですか!?ありがとうございます!恐縮です!お互いに頑張りましょう! (2017年7月28日 23時) (レス) id: bb20e7ebdc (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - いつもありがとうございます!言わずには居られませんでした…!!私この度ログインなるものを果たしまして、ミンティアさんのこの作品をお気に入りにしちゃいました!なので更新されたらすぐに見にこれます^^ これからも頑張ってくださいね! (2017年7月28日 18時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンティア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mintixia/  
作成日時:2017年6月25日 19時

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